オープン収納がいいんじゃない?

弘瀨美加

弘瀨美加

テーマ:シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納



実作業にお家の中にお邪魔すると、
リビングやダイニングのテーブルに
沢山のモノが置いてあることがよくあります。
年を重ねたことからの
気力、体力の低下もあり、
片づけるのが億劫になって、
ついついの積み重ねで、
テーブルの上にモノがあるのが、
当たり前になってしまわれたようです。
もうテーブルとしての機能はしていなくて、
モノ置き場になってしまっていては、
本来の台の上で作業する、書き物をする、
食事をするなどといった、
使用目的に応じて作られいる、
テーブルとしての役目は果たせていません。
それに、その場所が使えなくなって、
他の場所ですることになると、
なんらかの身体の負担にもなりかねません。

私の経験からですが、
こんな風になってしまわれる方は、
モノの定位置が決まってなくて探し物が多く、
とりあえずで、
扉の奥に押し込めるようなことを
日常でされているように思えます。
そういった方は、クローズな収納より、
お店の陳列のように
棚などオープンな収納にして、
扉や引出しを開けなくても、
パッと一目でわかるようにして
収納される方が向いていると思います。
いくらオープンな収納にしても、
そこで何をするかを考えずに
置けるところに置いたのでは、
また、同じようになってしまうので、
その場所で、いつも自分が、
何をすることが多いのかを考えて
収納すようにして下さい。

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弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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