嬉しいがいっぱい
まだまだ、元気で、
自立した生活ができるけれど、
子供が心配して、
自分達の近くに住むようにというので、
この年になって新しいところへ越してきた。
けれど、
子供の家族以外は知り合いはいない。
もちろん、友達だっていない。
なので、地域の広報なんかで、
サークルなどを探して、
色々と行ってはいるのだけれど、
当然のことながら、
知っている人もいないので、
毎回、気疲れしてくたびれる。
なんて話を、ここのところ、
シニアな方々からよく聞かされます。
何かあったときに、
お互いがすぐに助け合える
というのが、
親や子、どちらにとっても
安心なことではありますが、
私にお話をされた方々は、
越してはきたものの・・・
ほんとは、親しい人がいる
住み慣れた地域で暮らしたかったけれど
子供に迷惑をかけたくないから
これも仕方ないこと・・・・
と思いながら、新たな地で、
人との付き合いもなくなって、
孤独を感じながら暮らしている
といったこともこぼされました。
お元気だといっても、
新しい人間関係を築くのは
年齢に関係なく大変なので、
こぼしたくなる気持ちも分かります。
子の立場からすると、
親にもしもの事がおこったら・・・
自分の暮らしも守らないといけない中で
離れて住む親をみてやれるか、
これまでよりマメに親のところに行けるか、
という心配や不安もあります。
近くに親が住んでくれたら、
こういったことが随分と違ってきて
子の負担も軽減されますよね。
どちらも互いを思っているのに
孤独を感じながら暮らしていると
こぼしたくなるなんて、
うまくいかないものですね。
せめてお家の中には、
よく目に入るところに
ご自分の好きなものを飾ったり、
好きな色柄のカーテンをつけてみたり、
これまでの馴染みの家の中と
よく似た感じの場所を作ったりして、
ホッと心が休まる空間を作って、
ストレスをためないようにして下さいね。