慣れてないと使いにくい

弘瀨美加

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テーマ:シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納



駅でシニア男性が駅員さんに
大声をあげて怒ってる。
切符を買おうとした券売機が
「お好み(?)のボタンを押して下さい」
とアナウンスされるけれど、
「お好みのボタン」がないらしい。
自動改札を出る列に並びながら、
耳に入ってくる怒りの声を聞いていると、
このシニア男性の「お好み」というのは、
どうやら「行き先」のようだが、
若い駅員さんにはそれが察せないようで、
二人の言ってることが交わらない。
券売機も、昔は、
切符だけを買うものがほとんどだったけど、
今は、ICカードのチャージだったり、定期を買ったり、
クレジットカード専用のがあったりと、
初めの入口から、その奥にある、
自分が必要とするものが想像できないと
どれが「お好みのボタン」なのかが分からず、
複雑に感じてしまうのでしょうね。
小さい駅だと切符専用のがないし、
今の直感的ともいえる操作の券売機が
当たり前の世代には、
そういったことに慣れてない人にとって
とても使いにくいということを
察することもできないのは
当たり前なのかもしれません。

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弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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