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コラム

寒い住宅の転倒のリスク

2022年10月30日

テーマ:シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: 部屋の片付け



朝晩、冷え込むようになりました。
自分の家の中は寒いと感じていませんか?
WHO(世界保健機構)が「住まいと健康に関するガイドライン」では、
室温は、寒さによる健康被害から居住者を守るために
『 寒い季節に安全な温度として18℃以上を提案する。』
と強く勧告しています。
寒い住宅は、血圧上昇、循環器系の疾患など、
様々な健康リスクがあると言われています。
また、~断熱改修等による居住者の健康への影響調査 中間報告(第3回)~では、
就寝前の居間の室温が12℃未満の家では、
18度以上の家と比較すると、
過活動膀胱症状である人の割合が1.6倍となっています。
これによって、夜間に暗い中でトイレに行く回数も増え、
暗い中トイレに行く途中で転倒といったリスクも高くなります。
就寝前の居間の室温を18℃以上することとあわせて、
夜間にトイレに安全に行くために
トイレまでの経路に足元灯をつける、
蓄光テープを貼るなどして転倒の予防対策をして下さい。
多くの方は、住環境に対する関心は低く、
後回しにしてしまうことが多いですが、
早いうちに見直して、
健康に及ぼすリスクを軽減して下さい。




シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living

この記事を書いたプロ

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弘瀨美加(comfy living)

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