忘れ物ない?
心身に変化を感じることが多い、
シニア世代の方々にとって、
「予防」という言葉は、
先の不安を忘れさせてくれる言葉の様に感じる。
実際、講座などのご依頼をいただく際も、
〇〇予防といった内容でということも多い。
確かに、シニア世代向けには「予防」とついた
商品や講座などは人気がある。
しかし、それらを手にしたり、
受講したりしたシニア世代の方々は、
それだけで過信をして、
「自分は予防をしているから大丈夫」
と思い込んでしまう方がほとんど。
そんなシニア世代の方々に対して、
ほんとうに、そうなのかな?と思う。
突発的におこることもあるけれど、
多くは、これまでの長い歳月を経て、
症状としてでるものが多いでは?
だとしたら、
その歳月の何十分の一の予防期間では、
多少の効果はあったとしても、
絶対に大丈夫とは言えないと私は考える。
あくまでも、私の個人的な考えですが、
「予防」と「備え」と、それに対する「知識や理解」は、
横並びで同じくらい大切なものだと思う。
予防をしているからと過信をしないで、
備えや、知識や理解を深めることも、
並行してしていただくことが、
少しでも長く自立した生活を続けるためには、
必要なのではないのでしょうかね?