返信無用の手紙
前回にも書きましたが、
定年前は、夫も妻も、
互いに息抜きができる時間がありましたが、
ご夫婦2人で過ごす時間が長くなると、
「夫のため、家族のために」と、
これまでかいがいしく家事などをしてきた妻は、
「私ばかり」と不満に思い、
夫は、それがいつしか当たり前になり、
自分の思う通りにやってくれないと不満が出るようになったり・・・。
「相手のために」と思うほど、期待もどんどん膨らんで、
自分の思う通りに振る舞わないと不満がでたりすることが多いようです。
仲がよくても四六時中一緒では、さすがに息が詰まりますよね。
それに相手の嫌なところも目につきやすくなって、
言わなくていい小言をつい言ってしまうことだってあります。
互いに年を重ねて体がしんどくて、
何をするにも億劫なのに小言を言われてはストレスになります。
お家の中でも、寝室を分けたりと自分の部屋を設けて、
自分だけの居場所があると、ストレスの軽減にもなるそうです。
しかし、自分の部屋を持つといっても難しい場合もありますね。
そんな時は、寝室をマジ切ったりして、
寝るまでの時間を自分の好きに過ごすとか、
子供が独立して、小さなものに買い替えようと思っていた
ダイニングテーブル(6人かけくらい)などの大きなテーブルを利用して、
対角線上に座るなどして視線をずらしたりする工夫で、
つかず離れずのほどよい距離感を保ってみてはいかがでしょう。
お小言も減るかもしれませんよ。
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living