片付けてくれたけど不便

弘瀨美加

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テーマ:シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納



お子さんが家の片づけをしてくれたのはいいれど、
その後、家の中はスッキリしたのだけれど、
とても不便を感じているAさん。
実はこれ、よくあることなのです。

実家の片づけをお子さんがされる際、
多くの方は、片づけができていないことを責め、
お子さんだけで片づけてしまうのです。
その結果、
親御さんが長年住み慣れた自宅での
習慣などが配慮されていない状態になり、
自分の家であっても、
違う家に住んでいるような感じで、
親御さんは使いたいものを出すにも
これまでとは全く違った動線で動くことになったり、
どこに、それがあるのかが、
分からなくなって混乱してしまうのです。

人が新しい行動を習慣化するには
最低でも3週間かかるといわれています。
高齢ともなれば、
そこで生活してきた時間が長い分、
より多くの時間が必要になります。
実家の片づけをされる際は、
お子さんの価値観だけで片づけないで、
時間はかかりますが、
親御さんの家の中での
これまでの習慣を配慮して
物の配置をすることが大切です。
そこで生活されるのは親御さんなのですから。



シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living

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弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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