視界に彩り
彼女と知り合って10年。
その間、彼女は、
何度もの手術で入退院を繰り返した。
そんな状況でも彼女は、
大好きな料理をつくり、いつも明るい。
私も、この10年で色んな事があった。
辛い事があると彼女は、
さり気無い優しさをくれた。
新型コロナウイルスの影響で、
先の見えない不安が高まり、
「今、自分に出来る事をして」と
前を向いて乗り越えようと思ってはいても
状況は悪い方へと向かっているようで、
不安が不満に結びつきそうになっていた時、
また、彼女に助けられた。
強そうに見えても、かなり弱い私は、
どうも、この様な状況になると、
わかっているはずなのに・・・
自分ごとだけで周りが見えなくなる様だ。(猛反省)
「そうよね。そうだよね。
今の状況でも出来る事で楽しもう!」
と気持ちを前向きにしてくれたことに感謝。
私の様に不安が不満に結び付きそうになっている方に
彼女の言葉を読んでみていただきたい。
この今の状況は、ひとりが物凄く頑張っても、
みんなが頑張らないと乗り越えられませんものね。
※以下 彼女の言葉(抜粋)
それ以来今年で6年目の夏が来る
私は、その後、外では電動車椅子
四肢機能障害なので手動は操作できない
電車・バス等乗ったことがない
お出掛けと言えば病院通いか最低限の買い出し
銀行・郵便局・役所関係でさえ難がある
それ以来運転もしていない
今年返納した
運転が出来ない事は非常に不便
一人でいる時間が限られる
介護ヘルパーなどで出掛けられるとは言う物の
人様に迷惑を掛けてまでは嫌だ
電車に乗るにしても
エレべーターのないローカルな駅では
駅員さんに大変な重労働を課す
と言うより割合に気を遣うタイプ
たぶん気遣いでへとへとになる
今、不要不急な外出規制とやらで巷は大変だ
あちこちから外出が出来ないストレスの声が上がる
世の中には諸々の事情で
出掛けられない方々も相当数いると思うのね
でも、今は我慢のしどころ
収束すれば又、青空を見ようよ
お散歩でもジョギングでも
ショッピングでもランチでもお稽古事でも
何でも出来るよ!!
私は、ありとあらゆる調理器機に助けられながら
不可能を可能にする生活を愉しんでいます
大好きな動物やお花に癒やされながら
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living