ユニバーサルデザインに配慮した洗面化粧
実作業にうかがうと、
高いものほど、
手が届きにくい奥の方に
丁寧にしまわれている事が多い。
『普段使いにするのは勿体ない』
というお気持ちからのようです。
例えば、贈答の食器セットは使わずに
キッチンの吊り戸棚の中にしまって、
普段は100円ショップのお皿を使ってらしたり。
かつての『勿体ない』という言葉は、
『大事に使わないと勿体ない』だったけれど、
かつての時代より、
物も安く手に入るようになったからか、
普段使いの物より値がはるものは、
『勿体ないから使わない』という風に
使う事が前提から、使わないへと、
変わってきてるのでは?と思えます。
『勿体ない』を辞書でひくと、
『モノのもつ本来の価値を
無くしてしまうことが惜しいという』意味。
使わないで、しまっておくことは、
ただ、家の中の場所をとっているだけで、
本来の価値をなくしてしまっています。
今、お持ちのモノを
ながい眠りから目覚めさせ、
本来もつ価値(用途)を持たせ使うことも、
モノを減らすことに繋がると思います。
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living