ブラックロックLOVE
え~現在2017年3月25日(土)。
熊本の某安宿にて事務処理中で、やっとさっき終わったところです。
19時から打ち合わせで、その後熊本では大変有名なビアホール「オーデン」に行くことになっています。
オーデンはおまけなんです。打ち合わせが大事なんです。
ああ楽しみ。
オーデンに備えて、昼は山江サービスエリアで買ったおにぎり一個だけでした。
ん?
そうでした。ちょっと時間が出来ましたので、久しぶりにマイベストのコラムでもアップしましょうか。
今朝まで三日間の東京出張で、お会いしたほとんどの方に「大阪屋さんの茶うどん」をお土産にお渡ししましたので、
レシピ紹介も兼ねて、2016年11月のニュースレターで行った大阪屋田中社長のインタビューをアップしてみます。
アーカイブ、というやつですね。
「ネタの使いまわし」ではないですよ。
ではどうぞ。
>私は職業柄、いわゆる「手土産」を買うことが多いのですが、何でも買えばいいというものでもありません。遠方に行く場合も多いので、日持ちしないものは適しません。例えば「鹿児島名物の朝絞めの地鶏刺身です!」と炎天下に保冷バッグなしで持っていくなどは言語同断。お客様から私が絞められてしまいそうです。
そこで大変重宝しているのは株式会社 大阪屋さん(http://kk-oosakaya.com/)の
「知覧茶使用包丁切り茶うどん」です。日持ちはするのはもちろん、とにかく美味しい!
先日、業界のある大先輩(グルメ)にこの茶うどんを持って行ったところ、翌日に「かなり美味しいです。驚きです!」というメッセージを直々にいただきました。また私のお客様にも根強いファンがいらっしゃいます。「ん?俺もらってないんだけど?」というお客様、何卒その突っ込みは無しにしていただいて…
そこで、今回は株式会社大阪屋の代表取締役社長、田中秀樹様に茶うどんの開発秘話をお聞きました。ご自身でも調理をされ、レシピを載せたブログも開設されていらっしゃいます。
「続 敵は我にあり」http://shintekiwa.exblog.jp/
熱きラガーマン、好きなアーティストは矢沢永吉、今一番の関心事は新日本プロレスという熱血田中社長の血と汗と涙のインタビューです。ハンカチ必須!
酒匂「今日はご多忙のところお時間を作っていただいてありがとうございます!私のお客様にも根強い茶うどんファンが多くて、いつかその制作の背景を聞きたいと思っていました。まずは、茶うどん開発のきっかけを教えていただけないでしょうか?」
田中社長「そうですね。この商品はいわゆるOEMです。」
酒匂「不勉強ですみません。OEMとはどんな意味でしょうか?インターネット回線ですか?」
田中社長「それはOCMです。OEM 【 Original Equipment Manufacturer 】とは、発注元企業の名義やブランド名で販売される製品を製造すること、また、そのような製品を製造する事業者(OEMメーカー)のことです。発注元企業はOEMメーカーから製品を仕入れ、自社を販売元として独自のブランド名や製品名、型番などでその製品を販売します。販売元となるのは独自のブランドや販路などがある企業が多く、製造者側は生産量を増やし設備を有効活用することができます。OEM供給する製品は製造者側も自らの製品として製造あるいは販売することもあるが、全量をOEMとしてのみ供給する場合もあります。」
酒匂「この突然の字数稼ぎの展開は何でしょうか?ウィキペディアのコピペ臭がプンプンします。ここはロイヤルホストで、しかもビール2杯目でこのような流暢な説明が出てくるところに不自然さを感じますね」
田中社長「それはこちらのセリフです(笑)自社ブランドですが、当社の取引先の香川の石丸製麺さんとのコラボから生まれました。逆に石丸製麺さんもこちらの商品をヒントに、静岡茶とタイアップして自社ブランドで発売されています。」
酒匂「あ!JALの機内誌で見たことがあります!大阪屋さんの真似しやがって!
この真似信五郎!大谷晋二郎め!」と誤解していました」
田中社長「大谷晋二郎が新日本プロレスにいたことを知っている人は少ないでしょうね。」
酒匂「そうです。スワンダイブ式の技の元祖みたいな方ですね。そういえばケニーオメガが内藤戦で見せたスワンダイブ式のトぺコンヒーロは…(5分プロレス話で脱線)そうでした。開発秘話でした。
何か血と汗と涙のエピソードみたいなのはないでしょうか?」
田中社長「聞きたいですか?トランキーロ!あっせんなよ!」
酒匂「なかなかプロレス話から抜けないですね。あまりトランキーロしてると次のよか朗さん(※)の飲み会に間に合いません」
※茶うどんレギュラーメニュー有りの居酒屋。http://www.ida.co.jp/
田中社長「おお!あちらで茶うどんを食べるんでしたね。商品のアイデアは実は若手社員のミーティングから生まれました。知覧のお茶農家が実家のNさんがそのパイプを生かしてくれました。いわゆるトップダウンではなくボトムアップから生まれた商品です。」
酒匂「素晴らしい企業文化ですね。一人はみんなのために、みんなは一人のために、
お前のものは俺の物。おお、これはジャイアンでした」
田中社長「(ボケにスルー)やはり倫理法人会仕込みの朝礼が生きているんだと思います。社員の皆様に感謝しています」
酒匂「このパッケージの素朴感もいいですよね。防霜ファンや電線が写っているのも
いい感じです。」
田中社長「そこはウェブサイトの会社が難色を示したところでもあるんですが…もっと鮮やかな写真の方がよかったのではないかと?これはちょっとイメージとちゃうどんと。」
酒匂「ついに「ちょっとそれちゃうどん」のネタを放出されましたね。今回は一回の使用が限界です。
しかしありきたりの綺麗なソツない写真だとオリジナリティが欠けますよね。この写真はまさに南薩の雰囲気をよく表しています。実際あのあたりの風景ってこんな感じですもんね。何か開発にあたってのご苦労とか無かったでしょうか?ですから、ここで血と汗と涙のエピソードを入れたい感じです」
田中社長「特にありません」
酒匂「オカダカズチカ選手の真似はしなくていいです」
田中社長「大阪屋にカネの雨がふるぞー!」
酒匂「プロレスネタばかりでもう読まない!と思っている読者が多いです!」
田中社長「いえ、自社ブランドで商品がここまで残っている、というのは有りがたい話です。個人ファンが多いのが特徴ですね。タイヨーさんでもスーパー売れ筋商品、というほどではないですが、多くの店舗で置いていただいています。」
酒匂「なるほど。発売当初この商品に対する反応はいかがだったでしょうか?」
田中社長「そうですね…ゆで時間13分は正直長い、という声はありました。ただ、この太麺のモチモチにはそれ相応のゆで時間が必要です。そして、一番開発にあたって討議したのも麺の太さ…イコールゆで時間でした。実際はもう少し短い時間でもいいでしょうね。例えばカルボナーラソースと絡める
場合は、ソース自体の余熱もありますからもっと短めで大丈夫です。」
酒匂「いわゆる茶ルボナーラですね!私のお客様にも大好評で、皆さま様々なレシピを楽しんでいらっしゃいます。田中社長おすすめの調理法、「秘伝のレシピ」等ございますか?」
田中社長「ええそれは私のブログで紹介しております。最近のお気に入りは釜玉茶うどんですね。この場合は水で締めず、素洗いも不要です。
豚しゃぶ茶うどん
も絶品でした。」
酒匂「そうですよね。茶うどんの柔軟性には驚かされます。」
田中社長「そうです。相手の個性を殺さず、むしろ良さを引き出して、自分の良さも死なず、最後は勝つ、と。」
酒匂「まさしく棚橋弘至ですね。ルーツは藤波辰巳。」
田中社長「そう、猪木の風車の理論とは異なるのです。」
酒匂「時間がやばいです。この続きはよか朗さんでしましょう!では、
全国の茶うどんファンに一言メッセージをお願い致します。」
田中社長「イヤァオ!」
酒匂「プロレスファン以外に通じません!しかも中邑真輔はアメリカ行っちゃいましたし。」
田中社長「では真面目に…。謹製茶うどんの食感、味を追求し、皆さまを飽きさせないようにわが社も頑張ります。ゆで時間を再考しての細麺や麺つゆの開発と商品への添付も開発も検討しております。」
酒匂「いいですね~ 麺つゆは確かにお客さんからも要望が多いです。」
それでは一緒に…「全国の茶うどんファンの皆さん!愛してまーす!」
(2016年10月26日、ロイヤルホスト鹿児島鴨池店にて。当インタビューには表現上の誇張が含まれています。)
※「知覧茶使用包丁切り茶うどん」のお求めは下記までお申しつけ下さい!
株式会社 大阪屋 http://kk-oosakaya.com/
鹿児島市南栄6丁目1-12 電話099-260-3300 http://kk-oosakaya.com/