エネルギー事業の未来へ向けてひた走る電気のプロ（3/3）

「鹿屋に福元電設あり」信頼できる職人と拓く次の時代

福元電設には、これまでの歴史の中で共に汗を流してきた8人の職人がいます。彼らは多くの経験を積みポリシーをもって仕事に向かう精鋭集団です。そこには会社が理念として掲げる「1本筋の通った仕事」をするという信念が流れています。もともと住宅の電気工事から始まった会社なので、太陽光発電だけでなく電気の差込口1つからリフォームまで幅広い相談に全力で対応するそうです。「これまでたくさん工事を行ってきましたが、太陽光発電工事で雨漏りのクレームは一度もありません」と福元さんはいいます。1つ1つの工事に誠心誠意取り組んできた賜物でしょう。中には「福元さんじゃないとだめだから」と遠く福岡から相談がくることもあるといいます。
これまで太陽光発電の拡充を積極的に進めてきた福元さんですが、その眼はもう次のステップへと向かっています。それは蓄電池の活用です。「太陽光発電による売電は10年契約が基本です。ですからいずれは蓄電池を使った電気の自給自足の時代がくるでしょう。」そのためにも、さらに太陽光発電を周知させることを目指しています。それは、大隅という地域性にも大きく関わっていると福元さんはいいます。「大隅は台風で停電になると復旧に時間がかかります。蓄電池はそんな状況にも対応できると考えています。」毎年襲ってくる台風による被害に胸を痛めていた福元さんだからこそ言える言葉です。こうして太陽光発電の周知のために今また先頭に立ち頑張る福元さんの中には、消えることのない太陽のような熱いエネルギーが溢れているようです。

（取材年月：平成29年3月）

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⇒豊富な経験を積んだ職人による全行程自社施工の電気工事に強み