ekワゴンに手動運転装置を取り付けました
今使っている特殊な車いすがそのまま乗れる福祉車両を探しています。
息子さんを介護されているお客様が高知市からご来店されました。
使用している車いすは特注品なので、大きくて重いのです。
ご希望の車種はノア・ヴォクシーでした。
当店にはノア・ヴォクシーの在庫が多数ございます。
その展示車に実際に乗って頂きました。
スロープの幅、強度は問題なし。
頭上空間や左右の幅も問題なし。
ノア・ヴォクシーで、十分に乗車できることが分かりました。
さて、ここからが本題です。
ただ単純に乗車できるだけでは物足りません。
乗車する位置が大切です。
親子で会話しながら乗車出来るように改造を施します。
そのために2列目シートを取り外します。
でも、ここで問題発生!!!
フラットな状態にするために2列目シートとシートレールを外すと・・・・・・。
床下には緩衝材(発泡スチロール製)がむき出しになってしまいました。
これでは重い車いすを乗せると、緩衝材が破損する危険性があります。
ということで、鉄板を張り付けることにしました。
当店の板金職人が6mmの鉄板を貼り付けました。
これで、強度は問題なし。
そして、既存の車いす固定装置が使えなくなったので新設しました。
これで、家族みんなでワイワイしながら移動して頂けます。
当店は板金塗装工場も運営しています。
ですので、このような改造も行えます。
福祉車両は、カタログの寸法を見ただけでは分からないことがたくさんあります。
実際に乗ってみないと分かりません。
特に、特殊な車いすを使用している場合には・・・・・。
そのために、たくさんの在庫を展示しているのです。
多くの中から実際に乗ってみて選んでほしいですからね。
それに加えて、お客様のご要望に応じて改造も行います。
福祉車両のことなら私たちのお任せください。