
- お電話での
お問い合わせ - 087-884-7575
眞部好昭プロのご紹介
難病と闘う一級建築士が目指した新たな家づくりのカタチ(1/3)

大切な仲間とともに実現した、生涯住人を守る家
直線的なラインを強調した、数寄屋造りの重厚感ある佇まいが印象的な「まことの家」。こちらは株式会社真工務店の代表取締役・眞部好昭さんが高松市前田東町に自邸として建設し、予約制で見学することが可能です。和室へと直接移動もできる広々とした玄関やコンクリート壁のスタイリッシュなキッチン、大容量の収納など魅力的な要素がたくさん詰まっています。この家は難病を患った一級建築士の眞部さんをはじめ、眞部さんの父の代からお世話になった棟梁、信頼できる社員、長年の友人、医師などさまざまな人の思いが詰まった“家族の幸せ”を基本に設計された「生涯住人を守る家」です。
先代の父から会社を受け継ぎ、一級建築士として忙しい日々を送っていた眞部さんに突然、病が襲いかかりました。2012年の夏に末期癌を患った父の介護をしながら、会社の経営に奮闘していたある日、手足の痺れと違和感を感じたそうです。さまざまな検査の結果、伝えられた診断名は「(指定難病十四)慢性炎症性脱髄性多発神経炎/多巣性運動ニューロパチー」略して「CIDP」という手足の神経が炎症によって動かなくなってしまう難病。眞部さんは発症から1カ月程でトイレも自力で行くことが困難になってしまいました。そして自身で設計した自宅で、車椅子や歩行器での介護生活には対応できていない仕様や寸法が多いことに気がつき、手すりやスロープなど後付け工事では解決できない現状に直面します。そこで眞部さんは、一級建築士として自分自身が困ったことを元にゼロから最新の住宅仕様で、障害があっても住みやすい家の設計に取り組みました。
<次ページへ続く>
眞部好昭プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。
眞部好昭のソーシャルメディア