TBSテレビ『報道特集』に出演しました 屋根の上から見えた、値上げと中東情勢のリアル

こんにちは。盛岡市で屋根工事を専門にしている瀧澤屋根工業です。
天窓のご相談を受けていると、ときどきこんな話を聞きます。
- 「何もぶつけていないのに、天窓のガラスにひびが入っていた」
- 「台風でもないのに、朝見たら割れていた」
実は、ベルックスの天窓の一部には、製造された時期によって、内側のガラスにひびが入ることがあるとわかっている製品があります。そして日本ベルックスは、この製品を無償で点検し、不良のガラスは無償で交換すると案内しています。
知らない方がほとんどだと思います。今日は、その中身と、ご自宅の天窓が当てはまるかの見分け方をお話しします。
目次
まず結論から書きます
日本ベルックスのホームページに「お詫びとお願い - ガラスの破損」というページがあります。2003年6月18日付のお知らせで、2026年10月19日の時点でも載っていることを私が確認しました。
書かれている内容をまとめると、こうです。
- 1997年から2002年に製造された天窓・ルーフウインドウの一部で、2枚のガラスのあいだのガス(アルゴン)が抜け、内側のガラスにひびが入ることがわかった
- 場合によっては、ひびの入ったガラスの一部が落ちてくるおそれもある
- 不良のガラスは一部だが、どの窓に使われたかが特定できないため、その時期に作られた製品すべてを無償で点検する
- 不良品は、無償でガラスを交換する
「何もしていないのに割れた」という方は、まずこの製品に当てはまっていないかを確かめてみてください。
対象になるのは、どの天窓か
対象は、ベルックスのルーフウインドウ「GGL」のうち、品番に「3059」が付くものです。
ルーフウインドウというのは、ガラスのはまった窓が、真ん中を軸にくるっと回って開くタイプの天窓です。上のほうに、アルミのシルバー色の開閉レバーが付いています。
■GGL101-3059:外枠の大きさ(横×縦)=550×700mm/製造期間=1997年11月〜2002年4月
■GGL104-3059:外枠の大きさ(横×縦)=550×980mm/製造期間=1997年11月〜2002年4月
■GGL325-3059:外枠の大きさ(横×縦)=780×550mm/製造期間=2000年1月〜2002年4月
あわせて、ここをはっきりさせておきます。
- 網入りガラスと合わせガラスは対象外です。透明な複層ガラスが対象です
- いま多い、開かない「フィックス」タイプの天窓などは、この案内の対象ではありません
- 新築の時期でいうと、だいたい1998年〜2003年ごろに建てた家が当てはまりやすいです
当てはまるかの見分け方
1. ラベルの番号を見る
窓を回して開けると、枠にVELUXのロゴと番号が書かれたラベルがあります。左側が品番、右側が製造番号です。
- GGL101・GGL104 … 製造番号「AF 11V」〜「AM 04V」がすべて対象
- GGL325 … 「AI 01V〜AI 12V」「AK 01V〜AK 12V」「AM 01V〜AM 04V」が対象
2. ラベルが見えなければ、大きさで目安をつける
ガラスの見えている部分の大きさが、目安になります。
- GGL101 … 横386mm × 縦483mm
- GGL104 … 横386mm × 縦763mm
- GGL325 … 横602mm × 縦302mm
3. 高いところは、無理に見に行かない
天窓は、吹き抜けや階段の上についていることが多いです。脚立の上で身を乗り出したり、屋根に上がったりはしないでください。ベルックスも、高所で危ないときは確認を避けるよう書いています。
下から写真を撮っていただければ、こちらで見当をつけます。
岩手・盛岡で、気をつけてほしいこと
これから雪の季節です。岩手の冬ならではの注意点を書いておきます。
- 雪の時期に、屋根に上がって確かめない。雪の積もった屋根は、職人でも気をつけて上がります
- ひびの入ったガラスは、一部が落ちてくるおそれがあります。ひびに気づいたら、天窓の真下には立たないようにしてください
- 対象の天窓は、いちばん新しいものでも2002年の製造です。25年前後たっていて、ガラスのまわりのパッキン(ゴムのすき間ふさぎ)も硬くなっている頃です。岩手で多いすが漏れ(屋根の雪がとけて凍りをくり返し、せき止められた水が入りこむ雨漏り)と重なると、天窓まわりから水が入りやすくなります
現場で見てきたこと
天窓の修理は、これまでに70件以上やってきました。そのうえで、お伝えしておきたいことがあります。
- この案内のひびは、内側のガラスに入ります。外から屋根を見ても気づきません。室内から見上げて確かめてください
- ひびの入ったガラスは、テープを貼って様子を見るより、早めに相談してください
- 25年をすぎた天窓の雨漏りで多いのは、ガラスそのものより、まわりのパッキンや板金からです。ガラスのことで点検するときは、まわりも一緒に見ておくと安心です
この案内に当てはまらない「ひび」もあります
何もしていないのに割れた、という場合でも、全部がこの案内の対象ではありません。
- 熱割れ … ガラスの一部だけが日なたで熱くなり、日かげとの温度差で割れるもの。ひびが1本だけスッと入っていることが多いです
- 物が当たった … 飛んできた枝や、落雪、ひょう。当たった点から、クモの巣のようにひびが広がります
ベルックスのふだんの製品保証では、ガラスの熱割れや、突然のガラスの破損は対象外と書かれています。無償で交換してもらえるのは、上の品番と製造期間に当てはまるものだけ、と考えてください。
お金の話を、そのまま書きます
- 対象の製品なら、点検とガラス交換は日本ベルックスが無償と案内しています
- ただし、日本ベルックスは一般のお客様から直接の修理は受け付けておらず、家を建てた工務店やハウスメーカー、そこが無いときは近くの工務店やリフォーム店を通すよう案内しています
- 23年前のお知らせなので、受付の進め方が当時と変わっている可能性はあります。まずはベルックスのページの「ガラスに関するトラブルのお問い合わせ」から聞いてみるのが確実です
ガラスを替えても、パッキンや屋根との取り合いの板金は古いままです。この機会に天窓まわりも一緒に点検しておくと安心です。そのうえで、ガラスだけで済ませるか、この先の25年を考えて天窓ごと交換するかを決めていただければと思います。
まとめ
- ベルックスのルーフウインドウ「GGL○○○-3059」の1997〜2002年製造分は、内側のガラスにひびが入ることがある
- 日本ベルックスは、無償で点検し、不良のガラスは無償で交換すると案内している
- 窓を開けた枠のラベルで、品番と製造番号を確かめる。高いところは無理をしない
- 熱割れや物が当たったひびは、ふだんの保証の対象外
- ガラスを替えるなら、まわりのパッキンや板金も一緒に見ておく
もっとくわしい見分け方は、天窓の専門サイト「天窓屋」のコラムにまとめています。
- 天窓屋のコラム:https://tenmadoya.com/column/velux-ggl-glass-crack/
- 日本ベルックス「お詫びとお願い - ガラスの破損」:https://www.velux.co.jp/help-and-advice/safety-warning
岩手県内の天窓は、瀧澤屋根工業が対応しています。天窓の全体と、ひびのところ、読めればラベルの写真をLINEで送っていただければ、対象になりそうかと、まわりの傷み具合を見てお返事します。お電話は 019-656-8345 です。
当社では現地調査・ご相談は無料で対応しております。気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
瀧澤屋根工業 代表のタキサワでした。


