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刈田文也プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

荒れ地や空き地の伐採・整地、うちでどこまでできるか

刈田文也

刈田文也

テーマ:伐採・整地

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「親から相続した土地が、もう草と木でジャングルみたいになってて」

こういう相談、ここ何年かでふえました。

実家の裏の畑、使わなくなった空き地、何年も手を入れていない庭。最初は草が少し生えていただけなのに、気づいたら背の高い草と木でおおわれて、中に入るのもこわい。そういう土地です。

うちでも、荒れ地の伐採(ばっさい。木を切ること)から整地、砂利敷きまでやったことがあります。今日は、その流れを順番に書いていきます。「どこからたのめばいいのか分からない」という人の参考になればと思います。


まず、どんな土地なら相談できる?

先に、よくある質問に答えておきます。

「こんなにひどい土地でも、見てもらえますか?」

見に行きます。ひどいかどうかは、見てみないと分かりません。思ったより早く片付く土地もあるし、その逆もあります。

対応しているのは、花巻市・北上市・奥州市・紫波町・矢巾町・盛岡市など、岩手県の広いエリアです。見に行くのは無料なので、まずは場所を教えてください。写真があれば、写真だけでも相談にのれます。

工事の流れ

だいたい、こんな順番で進みます。

1. 現地を見る
2. どこまでやるかを決める
3. 見積もりを出す
4. 草をかる・木を切る
5. 根っこをぬく
6. ゴミや切った木を片付ける
7. 土地を平らにする(整地)
8. 必要なら砂利を敷く

ひとつずつ説明します。

1. 現地を見る

まずは、土地を歩いて見ます。

見るのは、こういうところです。

  • 木の太さと本数
  • 草の高さ、量
  • 土地のかたむき、でこぼこ
  • 重機が入れる道があるか
  • まわりに家や電線があるか
  • 古い物置や、すてられたゴミがないか


荒れ地は、草にかくれて地面が見えないことが多いです。草の中に、古いブロックや鉄の棒が地面からつき出ていることも、よくあります。うっかりするとつまずくので、見に行くときは長ぐつで、ゆっくり歩きます。

2. どこまでやるかを決める

ここが一番大事だと思います。

荒れ地の片付けといっても、人によってゴールがちがいます。

  • とりあえず草と木をなくしたい
  • 平らにして、駐車場や資材置き場に使いたい
  • 売りに出したいので、見た目をきれいにしたい
  • 家を建てる前の準備をしたい


ゴールによって、やることが変わります。草と木だけなら、根っこまでぬかなくてもいい場合もあります。駐車場にするなら、平らにして砂利を敷くところまでやったほうがいい。

なので、最初に「この土地を、あとでどう使いたいか」を教えてもらえると、むだのない工事を考えられます。まだ決まっていなければ、それでも大丈夫です。一緒に考えます。

3. 見積もりを出す

どこまでやるかが決まったら、見積もりを出します。

料金は、土地の広さ、木の量、ゴミの量、重機が入れるかどうかで、かなり変わります。なので、ここで具体的な金額は書けません。ごめんなさい。

見積もりは無料です。見積もりを見てから、「やっぱりここまででいいや」とへらすこともできます。

4. 草をかる・木を切る

ここから工事です。

まずは草をかって、地面が見えるようにします。草がなくなると、土地の形がやっと分かります。

それから木を切ります。細い木はチェーンソーで切れますが、太い木や高い木は、たおす方向をよく考えないといけません。まわりに家や電線があると、なおさらです。

うちの職人は、伐木(ばつぼく)やチェーンソーの資格を持っています。木を切るのは、なれていてもあぶない作業です。だからこそ、資格を持った人間が、まわりをよく見ながらやっています。

5. 根っこをぬく

木を切っただけだと、地面に切りかぶが残ります。

切りかぶが残っていると、

  • そこからまた芽が出てくる
  • 土地を平らにできない
  • 駐車場にするとき、じゃまになる


ということがあります。

根っこをぬくのを、「抜根(ばっこん)」と言います。小さな根っこならスコップでほれますが、大きな根っこは人の手ではまず無理です。ここでユンボ(バックホー。土をほる重機)の出番です。ユンボで根っこのまわりをほって、根ごとぐいっと引きぬきます。

自分のところにユンボがあるので、根っこが多い土地でも動きやすいです。

6. ゴミや切った木を片付ける

草、木、根っこ。片付けると、思ったより大量のゴミが出ます。

それに、荒れ地には、昔すてられたゴミがうもれていることもあります。古いタイヤ、トタン、ブロックなど。こういうのも、草をかってはじめて見つかることが多いです。

切った木や根っこ、ゴミは、ダンプにのせて運び出します。うちはダンプも持っているので、ここもまとめてできます。

ゴミの種類によっては、分けて処分しないといけないものもあります。そういうところも、ちゃんとルールを守ってやります。

7. 土地を平らにする(整地)

ゴミがなくなったら、いよいよ整地です。

根っこをぬいたあとは、地面に穴があいています。でこぼこも多いです。ユンボで土をならして、平らにしていきます。

ここで大事なのが、水のことです。

平らにするといっても、真っ平らにすると、雨の水がたまってしまいます。水が流れるように、ほんの少しだけかたむきをつける。これを「水勾配(みずこうばい)」と言います。土地のまわりの高さや、水の流れる先を見ながら、どっちにかたむけるかを決めます。

それと、土をならしたあとは、しっかりふみ固めます。これを「締め固め(しめかため)」と言います。ふわふわのままだと、雨がふったあとにしずんだり、車のタイヤのあとがついたりします。

コンクリートの仕事でもそうなんですが、下の地面をちゃんと固めておくかどうかで、あとの持ちが全然ちがいます。見えなくなるところですが、ここは手をぬきません。

8. 必要なら砂利を敷く

最後に、砂利を敷きます。

砂利を敷くと、

  • 雨の日もぬかるみにくい
  • 草が生えにくくなる(ゼロにはなりません)
  • 車もとめやすくなる
  • 見た目がすっきりする


というよさがあります。

前に、荒れ地を伐採して、整地して、砂利を敷くところまでやったことがあります。最初は中に入るのもためらうような土地だったのが、終わったら車が何台もとめられる、すっきりした広場になりました。お客さんも「同じ土地とは思えない」と言っていました。

あのときの、前とあとのちがいは、自分でも気持ちよかったです。

砂利を敷くときも、ただまけばいいわけではありません。砂利の下の地面がやわらかいと、車が通るうちに砂利が土にしずんでいって、またぬかるみが出てきます。だから、整地のところでしっかり固めておくのが大事なんです。

砂利の厚みも、使い方で変わります。人が歩くだけなのか、車をとめるのか、トラックが入るのか。重いものが乗るほど、しっかりした下地と厚みがいります。

草をできるだけ生やしたくないなら、砂利の下に防草シート(草が生えにくくなるシート)を敷く方法もあります。もっとしっかりさせたいなら、あとから土間コンクリートにすることもできます。そこは、使い方と予算を聞いてから、一緒に考えます。

頼む前に、やっておいてもらえると助かること

工事の前に、お客さんのほうで少し準備してもらえると、話がスムーズに進みます。むずかしいことではありません。

  • 土地の境界がどこか、分かる範囲で教えてもらう(境界のくいがあれば、その場所)
  • となりの家や土地の持ち主に、工事することをひとこと伝えておく
  • 残しておきたい木や石、物置があれば教えてもらう
  • 土地の中に、昔の井戸や水道管がないか、知っていれば教えてもらう


とくに「残したいもの」は大事です。全部片付けていいと聞いていたのに、あとで「あの木だけは親が植えたものだった」となる。よく聞く話です。切ってしまった木は、もとにもどせません。だから私は、作業に入る前に「本当に全部いいですか」と、もう一度確認するようにしています。

それと、重機やダンプが出入りすると、どうしても音が出ます。近所の人に先にひとこと言っておくだけで、気持ちよく工事ができることが多いです。必要なら、うちからもあいさつに回ります。

工事の日数について

「何日くらいかかりますか?」とよく聞かれます。

正直、これは土地によってバラバラです。草だけなら早いですし、太い木や根っこが多いと時間がかかります。うちは職人が9人いて、何人かで一気に動けるので、広い土地でも対応できます。くわしくは、見たうえでお伝えします。

さいごに

荒れた土地って、見ているだけで気が重くなるものだと思います。どこから手をつけたらいいか分からないし、だれにたのめばいいのかも分からない。

でも、木を切るのも、根っこをぬくのも、運び出すのも、平らにするのも、砂利を敷くのも、うちならまとめてできます。何社も呼ばなくていいので、そこはラクだと思います。

「この土地、どうにかしたいんだけど」。そのひとことで大丈夫です。一度、見に行かせてください。

大翔興業 刈田文也

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刈田文也
専門家

刈田文也(外構職人)

株式会社大翔興業

20年以上の現場経験を基に、将来的な使い勝手やメンテナンス性まで見据えた庭づくりを提案。施工前には入念な準備を行い、丁寧かつ迅速な対応で理想の外構づくりを支えます。

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