アンチエイジングを考察する(Ⅳ)
アンチエイジング医学・診断
アンチエイジングドッグ
従来の人間ドッグに加えて、血管、ホルモンレベル、感覚器の老化度チェック、活性酸素と抗酸化のバランスチェックなど年齢によって体に生じる様々な変化、老化という兆候や症状についても、検査により早期発見、早期治療、生活指導を行うことによって、加齢、老化の予防を実現することが可能となります。老化の兆候といった弱点を見つけ、早い段階から徹底的に対処することが重要です。そして受診者の生活の質を根本的に変えていくために、サプリメント指導を含めた食事指導、運動指導、ストレスケアを行うのがアンチエイジングドッグの基本です。
疾病予防と早期治療を実現することを目的としている検査
・生体マーカーによる検査数値を測定し、その結果や年齢指標などを算出。
・複合の生活習慣病危険因子を持つ、いわゆるメタボリック症候群の早期発見を目指す。
・老化やQOL(Quality of Life)の劣化について早期発見し、予防と早期治療を目指す。
抗加齢診断に基づく指導と治療
・受診者の検査結果に基づき、抗加齢専門医が食事やサプリメント摂取、運動方法などを指導し生活習慣病の改善を図り、加齢による疾病や老化を予防し、健康寿命を図る。
・・・生活療法・栄養療法・運動療法・精神療法・・・
サプリメント療法・・医師が選ぶ基準
エビデンス重視・・ヒト臨床試験で有用性を確認している成分、量を用いる。
高性能な素材・・機能性(吸収性、生体内利用率など)の高い素材を用いる。
その方法として
薬物療法・ホルモン補充療法・免疫強化療法・抗酸化療法・特殊療法・美容・形成外科・皮膚科療法・代替療法 等
(続く)