就活とオワハラ
厚生労働省は、労働基準監督署チャットボットによる、労働条件、安全衛生や労災保険関係等に関する相談対応を開始しました。AI(人口知能)を活用したシステムで、24時間365日自動で応答してくれます。
有人ではないため、求めていた答えにたどり着くまでに、何度かキーワードや文言を入力したり、項目を選択しなければならないこともありますが、どの時間帯でも気軽に利用することができ、日中は仕事で忙しい人も、時間を気にせず質問できる便利なシステムとなっています。
ただし、複雑なことや、個別の質問には答えることができないため、表示されるのは一般的な回答のみとなります。もっと詳しく知りたい場合は、チャットボットに労働基準監督署名や所轄市町村名を入力すれば、労働基準監督署の住所や電話番号を調べることができるので、そちらに相談するといいでしょう。
言語は日本語だけではなく、英語や中国語など10言語の選択が可能になっています。
今後は、利用すれば利用するほど、AIが学習していき、回答の精度が上がっていくので、もっと使いやすくなるでしょう。
厚生労働省のホームページ内で、「チャットボット」と検索すれば出てきますので、基本的なことや一般的なことを調べる時に利用してみてはいかがでしょうか。
※「チャットボット」とは、AIを使って自動会話を行うシステムのことで、「チャット(会話)」と「ロボット」を合わせた言葉です。