特定扶養控除 150万円に引き上げへ
10月10日の「世界メンタルヘルスデー」に合わせて、イギリスの投資運用機関が、グローバル企業100社のメンタルヘルスについて評価しました。
日本からは、ソニーとトヨタ自動車が対象となり、1~5段階の内の上から4番目となるTier4でした。
ただ、トップのTier1は1社しかなく、Tier2でも3社、Tier3は15社、Tier4は38社で、全体の中間ぐらいに当たると思われます。
世界保健機関(WHO)によると、メンタルの不調によって、毎年170億の労働日数が失われ、1兆ドル以上の損失が発生しているそうです。
厚生労働省のサイトにも、メンタルヘルスについての説明や対処法などが記載されていますが、こころの病気は誰でも罹りうる病気です。そして、突然不調になるのではなく、必ずサインがあり、本人や周りの人がそのサインを見逃さないようにしてあげることが重要です。
新型コロナによって、テレワークが進みましたが、デメリットのひとつに社員の体調変化に気づきにくいことが挙げられています。また、人とのコミュニケーションが減ったことによって、ストレスで心身の不調を訴える人も出ています。
メンタルヘルス不調による離職者を減らすためには、上司や人事部からの評価を気にしないで相談できる窓口を設置するなどの対策や、1対1のミーティングや面談を定期的に行い、ちょっとした変化に気づくことができる体制を整えることが有効です。また、メンタルヘルスについての知識と理解を持つことも大切だと思います。