就活とオワハラ
現代は、スマホやパソコン等を毎日使用している方が多いと思います。この高度情報化社会は大変便利ですが、仕事でもプライベートでもそういったデジタルに触れている時間が長くなると、脳は休む暇がなく、多くのエネルギーを使い負荷がかかりすぎて疲れてしまいます。この疲れが蓄積していくとそれがストレスとなり、心の健康にも影響を及ぼします。
脳と心の健康を守るためには、時には何も考えずぼんやりする時間も必要だそうです。
そこで最近、このデジタル端末から離れて生活する「デジタル デトックス」が注目されています。理想としてはデジタル機器のない空間で長時間過ごすことなのですが、仕事で使用する人も多いため、なかなか難しいと思います。まずは、「1日の間に使わない時間を決める」や「トイレ・寝室など使わない空間を決める」といったような、簡単なことから始めるだけでもいいと、専門家も勧めています。
あまり使いすぎると、メンタルの不調だけではなく、物忘れや無気力などの症状を引き起こし、不眠を招いたりする可能性があるため、時には自然の中で、スマホを見ずのんびりと風景を楽しんだり、電車やバスに乗っている時もぼんやりと外の景色を眺めるなどしたりするのもいいかもしれません。
旅行プランやホテル・旅館のお泊りプランの中には、この「デジタル デトックス」を謳ったものもあり、宿泊施設にデジタル端末を預けて、ゆったりと旅行を楽しむことができるそうです。
せっかくのお休みに、誰かからの連絡に振り回されるのでは、精神的にも疲れてしまいます。
こういった強制的な方法でもいいので、しばらくの間デジタルから離れることも大切でしょう。
それでもメンタルの不調が続くようなら、一度医師などの専門家に相談してみてください。