漢方薬「葛根湯」は魔法の薬?
いつもコラムをご覧下さり誠にありがとうございます
石川県白山市「漢方専門福の樹薬局」薬剤師の伊藤です
昨日ショッキングなニュースが入ってきました
NHKの「おかあさんといっしょ」で「10代目体操のお兄さん」として活躍したタレントの佐藤弘道(55)が13日、脊髄梗塞を発症し、活動を休止して療養に専念すると所属事務所を通じて発表
(ネットニュースより引用)
初めて子供が生まれて子育て真っ最中の時、保育園に行く前には必ず観ていたなあ・・・そんな息子も今は大学4年生、もう20年以上前なんですね
そもそも、健康には気を使っていると思っていましたがどうして?という疑問が湧いてきてしまいます。「飛行機の機内で」ということですので「エコノミークラス症候群」とも考えられますが、河野さん推薦のチクワを食べて当たったのでしょうか?
脊髄梗塞とは?
脊髄梗塞(せきずいこうそく)は、背骨の中を通っている脊髄に血液を供給している血管が詰まってしまう病気
脊髄神経が障害されることで麻痺などの症状を引き起こしてしまいます
弘道お兄さんも治療とリハビリに専念されているようなので早い回復を祈るばかりです
「健康の鏡」のようなタレントさんが突然の病気を発症すると、他人事では済ませられないですよね
漢方薬で回復をサポート
漢方薬の中にも、脳梗塞後の後遺症に用いられる漢方薬というものがあるんですよ!
用いる生薬のポイントは・・・
- 活血薬
- 補血薬
- 熄風薬
- 補気薬
を組み合わせるのが重要だと考えます
どんな漢方薬があるの?
- 釣藤散
- 補陽還五湯
- 黄連解毒湯
- 疎経活血湯
- 独活寄生丸
- 冠心二号方(生薬製剤二号方・還元顆粒・還元清血飲)
- 牛黄
- 三七人参(田七人参)
- 地竜
など原因と症状と体質により使い分けています
もちろん、後遺症にはリハビリが大切ですが内面的には
血液をキレイな状態にして、
細かい血管まで流れるように促し、
神経伝達系を回復させること
に気を使ってほしいと思います
2年ほど前から、血液血管系の疾患と悪性腫瘍が急激に増えているといわれています。また、救急車の出動回数が激増しているともいわれています。原因は定かではありませんが、これらの病気から身を守るのはお医者さんではなく自分自身です
「セルフメディケーション」、漢方では「未病を防ぐ」といいますが日々の食事管理や生活習慣の見直し、漢方薬の活用やサプリメントの活用で予防はできます
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