慢性の耳鳴りには漢方薬がおすすめ!
いつもコラムをご覧下さり誠にありがとうございます
石川県白山市みずほ「漢方専門福の樹薬局」薬剤師の伊藤です
「痔(ぢ)」って肛門の病気だと思っていませんか?もちろん症状は肛門に現れるので肛門の病気なんですが実は肝臓や血液と大きく関係するんですよ!!
痔を内側から治す方法
痔という病気が血液の流れと大きな関係がある病気だということをご存知でしょうか? 痔という病気にはいろいろなタイプがあります
- 痔核(いぼ痔)・・・痔の85%を占めています
- 裂肛(切れ痔)・・・出血よりも傷口の痒みが辛い
- 痔ろう(あな痔)・・・まずは肛門科へ行きましょう
などがあります。なかでもよく聞かれるのが痔核(イボ痔)です
痔核(イボ痔)になりやすい原因としては次のようなものがあります
- ストレスで胃腸の調子が悪い方
- 長時間立ち仕事をする方
- 長距離の運転をされる方
- 冷え症
- 辛いものなどの刺激物の食べ過ぎ
- アルコール過多
- 便秘体質で便が硬い方
こんな説明をしている私自身、ストレスや疲れを溜め込むと「痔」が登場します・・・
漢方修行中のサラリーマン時代は、下痢だと思ったら便器が血の海だったこともあるんですよ!
(気分を悪くされた方申し訳ございません)
痔と肝臓の関係とは?
肝臓と痔の関係とは、門脈という血管を介して肛門と結ばれているんです。門脈は肝臓と肛門をつなぐ血流の通り道であり、肝臓は血液を吸い上げて「うっ血」を防ぐ役割を果たしています。しかし、肝臓が弱ると門脈の圧力が上昇し、肛門での「うっ血」を引き起こしているんです。その他にも血流が悪くなることで「うっ血」を引き起こせば同様に「痔」が引き起こされるんですね!
日常生活で気を付けること
痔の病気は、生活環境が大きくかかわってきますので生活面でも気をつけていかないといけません
=生活改善のポイント=
- 便通の調節・・・いきまない事、便秘に気をつける事
- 食事・・・食べ過ぎ、アルコールの取りすぎに注意する。刺激物を避ける
- 運動・・・適度の運動により血液のめぐりを良くする
- 姿勢・・・長時間の立ち仕事や腹圧のかかる仕事をなるべく避ける
漢方薬と生活習慣の見直しで、手術を回避しよう!
「痔」というと手術が必要かな?と考えられる方が多いと思います
実は漢方薬でも改善している方が多いんですよ!ただし、先ほど挙げた原因は見直す必要もありますので、生活習慣の見直しとセットでご検討ください
漢方薬を選ぶ基準
実は「痔」の漢方薬といっても原因によって用いる処方が異なることが多いんですよ!ポイントは・・・
- 痔になってからの期間
- 炎症の度合い
- 痛み・痒みの度合い
- 出血の有無
- 日常生活における問題点
といったことを確認して、炎症を鎮めながら治すのか・血流を良くするのか・便を柔らかくして肛門への負担を減らすべきなのか・腸内環境を良くすることが大事なのかなどを考慮しながら漢方薬を選択します
「痔」の期間が長いほど完治までには時間がかかることが多いですが、長年「痔」のお客様を見ていて思うのが、「このままじゃカラダがダメになるよ!」っていう言葉で表わせない代わりに「痔」という形で教えてくれているように思えます
手術で手っ取り早いのも大事ですが今一度自分のカラダと向き合って漢方薬を通じて生活習慣を見つめなおしてみてはいかがでしょうか?
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