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伊藤宏樹

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伊藤宏樹(いとうひろき) / 薬剤師

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コラム

うつ病は脳の炎症!?精神薬に頼らない漢方療法教えます//漢方専門福の樹薬局

2024年4月9日

テーマ:漢方相談

コラムカテゴリ:美容・健康

いつもコラムをご覧下さり誠にありがとうございます
石川県白山市みずほ 「漢方専門福の樹薬局」 薬剤師の伊藤です

突然ですが・・・

  • 疲労感(動きたくない・ダラダラとSNSを見てしまう・ずっと横になっている)
  • 反社会性(社会のルールを破りたくなる・罪悪感が低下するなど)
  • 憂うつを感じる

といったことはありませんか?

これって、「うつ病」かもしれませんよ!

うつ病は脳の炎症だった!

 近年の研究により、うつ病が単なる心の問題ではなく、脳の生物学的な変化と深く関わっていることが明らかになってきました。
 特に注目されているのは、「脳の炎症」という現象です
 炎症は本来、私たちの体が感染症などの外部からの攻撃に対抗するための防御反応ですが、この炎症反応が脳内で過剰に起こると、うつ病を含む様々な精神疾患のリスクが高まると考えられています



原因は腸内環境にあった

リーキーガット症候群ってご存知ですか?
腸粘膜が荒れて炎症を起こすことで、バリア機能が壊れた状態をいいます
老廃物や腸毒素、未消化物などが血液中に入ることで様々な症状が引き起こされます
この腸粘膜の炎症により脳に炎症物質がどんどん発生すると「うつ病」などの精神疾患に発展してしまうんですよ!

腸粘膜が荒れる原因

ちなみに、腸粘膜があれる原因には

  • 「小麦グルテン」
  • 牛乳に含まれる「カゼインタンパク」
  • 糖質過多によるカンジダ菌
  • 食べ過ぎ・早食い(咀嚼不足)
  • 医薬品(ホルモン剤・胃酸抑制剤・抗炎症薬など)
  • 食品添加物(保存料・防腐剤など)

などがあります

漢方薬と栄養療法で抗うつ剤に頼らず治す

「漢方薬だけじゃダメなの?」っていわれることもありますが、こちらの図をご覧ください

脳の神経伝達物質(セロトニン・アドレナリン)などはタンパク質を原料としてビタミンやミネラル成分を利用して作られているんですよ!
また、腸粘膜のバリア機能を回復するためにも亜鉛などのミネラル成分とビタミン類が必須になります

漢方薬で心と体を整える

漢方薬の役割は?というと・・・
「気」の流れを整えることで、精神や自律神経を安定することができます
また、腸や脳の血流も改善しますので炎症を取り除いて修復しやすい環境を作ることが出来るんですよ!

もちろんすぐに実感が出てくるものではないのがもどかしいかもしれませんが、

  • 抗うつ剤や精神安定剤、睡眠導入剤などの辞め時が分からない
  • できるだけ飲まずに治したいという方
  • 副作用で太ったり、行動しにくくなったいる方

漢方薬+栄養療法をご検討くださいませ
(ご相談の際はご予約にご協力ください)

ご相談予約はHPからも予約できます
また、メールでのご相談もできますのでお気軽にご相談ください。(スマホからの方はPCからの受信を出来る状態にしておいてくださいね)
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