自律神経失調症は漢方で治せます!
いつもコラムをご覧下さり誠にありがとうございます
石川県白山市みずほ 「漢方専門福の樹薬局」薬剤師の伊藤です
今回は「脊柱管狭窄症」には漢方薬とエラスチンで痛みを改善する方法をお伝えします
まずは、エラスチンから・・・
エラスチンの働き
骨と骨をつなぎとめて、姿勢の維持やスムーズな関節の動きを助サポートしているのが「靭帯」の主な役割です。そしてこの靱帯の柔軟性・弾力性・伸縮性のもとになっているのが、エラスチンなんですよ!
エラスチンとは線維状のたんぱく質で、人間を含む動物の靱帯のほか、皮膚・椎間板(軟骨の一種)・血管・内臓などの組織に含まれています
特に、靱帯にはエラスチンが多く存在し、水分を除いた構成成分のうち、なんと8割はエラスチンが占めているのです・・・
ところが、エラスチンは40歳ごろから急激に減少してしまいます。エラスチンが不足すると、靱帯の弾力性が低下して伸縮しにくくなり、しなやかな動きが失われ、体の動きが硬くなったり、動作がぎこちなくなったり、ケガや故障を起こしやすくなったりします
背骨も例外ではありません。背骨を構成する24個の椎骨が縦に積み重なって直立姿勢を保持できるのは、靱帯が椎骨と椎骨をしっかりと結びつけているからこそなんです。背骨は、前縦靱帯・後縦靱帯・黄色靱帯、棘間靱帯などによって支えられています
エラスチン不足が靱帯の肥厚を招く
ところが、年とともにエラスチンが不足すると、これらの靱帯から柔軟性・弾力性・伸縮性がしだいに失われ、背骨の動きが硬くなるのと同時に、背骨の安定性も徐々に損なわれ、背骨がゆがんだり変形しやすくなったりします。それが、ネコ背や反り腰を招くだけでなく、変形性腰椎症やすべり症、側弯症の一因になるのです
それだけならまだしも、後縦靱帯と黄色靱帯の衰えは、「脊柱管狭窄症」
の発症に関係しています。背骨の神経の通り道である脊柱管には、腹側に後縦靱帯、背中側に黄色靱帯が走り、背骨を内側から支えてくれているんですね
しかし、エラスチンが不足し靱帯が衰えて背骨が不安定になると、負担の大きい部分(第4・第5腰椎間が多い)の靱帯が肥厚(組織が硬くなり厚く膨れること)を起こしてしまいます
靱帯の肥厚により脊柱管が狭くなると、そこを通る神経や血管が圧迫され、足腰の痛み・しびれを引き起こすケースが非常に多いのです
漢方薬でエラスチンの効果アップ!
痛みやしびれの治療といえば、鎮痛剤の使用や神経ブロック、場合によっては外科的な手術が行われます。しかし、鎮痛剤や神経ブロックは対症療法に過ぎませんし、手術も症状が残ることもあるようです・・・
そこで提案したいのが、漢方薬とエラスチン配合サプリを用いた改善方法です
漢方薬による抗炎症作用と血行改善によりエラスチン成分を患部に届けて靭帯の弾力性を改善することで痛みやしびれの軽減を促します
鎮痛剤や神経ブロックとの併用も可能ですので、痛みを抑えつつ漢方薬とエラスチンで根本原因を見直していってはいかがでしょうか?お気軽にご相談くださいませ
(福の樹薬局のエラスチンはエビデンスがしっかりしている「林兼産業」のカツオエラスチンを使用しています)
また、「脊柱管狭窄症」以外にも免疫系・代謝系・自律神経系のトラブルなどに対応した漢方薬をご用意することもできますので自分にあった漢方薬で体質から見直していきたい!という方はお気軽にご相談ください!(ご予約にご協力ください)
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