大人の脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)は漢方薬が根本治療になる!
いつもコラムをご覧下さり誠にありがとうございます
石川県白山市みずほ 「漢方専門 福の樹薬局」薬剤師の伊藤です
新型コロナが日本で発生してからあっという間に1年が過ぎました
マスク着用が必須になり始めた昨年の5月頃から「マスクの下の肌荒れ」のご相談が増えてきています
ご来店時はマスクを付けているので肌荒れがあるようには見えないのですが、マスクを外すとマスクの形の肌荒れが現れてきます
特徴としては・・・
・皮膚の赤み
・皮膚の乾燥感
・小鼻の際の炎症
・頬の吹き出物
・アゴの吹き出物
の症状が多いですね
さて、この原因は何から来ていると思いますか?
もちろんマスクによる蒸れなどがあるのですが、実は皮膚自体が弱っていることが原因なんですよ!
そして皮膚が弱くなっている大元は食事管理などの乱れによる腸内環境の悪化です
漢方では「皮膚は内臓の鏡」という言葉があります。内臓というと心臓や肝臓などを思い浮かべますが、一番身近な内臓は消化管なんです
お肌と腸は表裏一体
肌荒れというと皆さんはお肌の手入れをしますよね!
でも、腸の表面もお肌の一部なんですよ!例えていうならチクワの外側と内側(穴の中)みたいなものなんです
ですので、腸の表面もスキンケアをすることが大事!!
そのためには「腸内環境」を整えること
それには・・・
腸粘膜に負担をかけないこと
・食べ過ぎない
・小麦製品を毎日摂らない
・乳製品を毎日摂らない
・甘いものを日没後以降は控える
・炭水化物を摂り過ぎない
ということがポイントです!
また、腸内細菌も整えることが大切で、
・発酵食品を適度に摂る(大量摂取はNG)
・食物繊維の摂取を心がける
・香味野菜やスパイス(香りが良く辛くないもの)を積極的に摂る
ということにも意識しましょう!
漢方薬で腸から炎症を取ろう!
肌荒れにより炎症症状が酷い場合、抗炎症薬(ステロイド)や抗生物質を塗ったり飲んだりすることがありますがこれらが逆効果になっている方がしばしば見られます。このような場合は漢方薬がお勧め!!
皮膚と腸粘膜は表裏一体ですので、漢方薬を服用することで腸粘膜の炎症をとり、血液中の炎症物質を減らすことで、肌荒れの改善や皮膚の抵抗力を強化することができるんですよ!
もし皮膚科に通っていてもなかなか改善しない方、ステロイドや抗生剤だけもらえるだけで、生活面のアドバイスをしてもらえない方はご相談下さい
あなたに合った漢方薬をご用意させていただきます
漢方専門福の樹薬局では、体質と症状を伺ったうえで適切な処方選びを心がけています
また、お肌の症状以外にも免疫系・代謝系・婦人科系のトラブルなどに対応した漢方薬をご用意することができますので自分にあった漢方薬で根本から見直していきたい!という方はお気軽にご相談くださいね!
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