慢性の耳鳴りには漢方薬がおすすめ！
いつもコラムをご覧下さり誠にありがとうございます。
石川県白山市の「漢方専門福の樹薬局」薬剤師の伊藤です。
「不育症」ってご存じですか？「不妊症」とは何が違うの？って思いますよね。
不育症とは・・・
妊娠はするけれども、流産、死産などを繰り返し、結果的に赤ちゃんが得られないことをいいます。
流産を繰り返す「反復流産」や「習慣流産」を含めた不育症の方は2～3万人と推計されています。
日本人口から2～3万人というと多く感じないかもしれませんが、妊娠を希望する夫婦の人数からするととても多いように思えます。
流産が及ぼす精神的な負担は大きく、自分のからだに問題があるのかと悩む女性が多いと思います。しかし原因が不明なものが多く、男性の精子にも原因があったりするんですよ。
とくに妊娠してすぐの流産は受精卵の偶発的な染色体異常があるといわれていますが、精子の遺伝子異常があれば、流産のリスクが高まる原因となる因子をもっているということになります。
漢方薬で精子を健康にする！
漢方薬で精子が健康になるの？って思う方も多いと思いますが、エビデンスでも「精子の運動率」「精子の数」「遺伝子の正常化」についての改善報告はあるんですよ。
ただし、「この処方が効く」とはなかなか言えないのが漢方薬の難しいところ・・・
体質（肥満ややせ型）、胃腸の丈夫さ、喫煙の有無、ストレス耐性、代謝の良し悪しなどなど何が精子の生成に障害となっているかを見つけてそれに対応した漢方薬を用います。漢方薬を使って精子の状態が良くなっても止めてしまうとすぐに戻るようなケースもしばしばあるんです。
男性の場合漢方治療は対症療法のように良くなれば中止するケースが多く、体質改善まで続けていただけない方が多いです。また、禁煙をお願いしても「それは無理！」と言われてしまうこともあってなかなか自分事と捉えていただけないこともよくあります。
漢方薬で精子の状態を良くしたいと思う方は、お気軽にご相談ください。ただし、禁煙が出来ない方はお引き受けできませんのでご了承ください。
女性の不育症のご相談ももちろん大丈夫です。デリケートなご相談は女性薬剤師がご対応いたしますのでご予約の際にお申し付けください。（ご予約にご協力ください）
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