コラム
繰り返す「じんましん」の原因は腸のカビかも・・・漢方薬で腸の中から治しませんか?
2017年7月7日 公開 / 2023年9月1日更新
いつもコラムをご覧くださりありがとうございます。
石川県白山市みずほの 「漢方専門 福の樹薬局」 薬剤師の伊藤です。
「じんましん」が出た経験ってありますか?
・疲れているとき
・消化の悪いものを食べたとき
・ストレスが大きいとき
・温度変化が大きいとき
・便秘の時
などなど人それぞれ色々なきっかけでじんましんが出ることがあります。
ほとんどの場合、「急性じんましん」という一過性のもので繰り返すことはありませんが、慢性化すると繰り返し発症して身体的にも精神的にも辛いものがありますよね。
じんましんで受診する皮膚科の治療といえば、
・抗ヒスタミン薬
・抗アレルギー薬
・副腎皮質ホルモン(ステロイド)剤
を飲むか塗るかが一般的ですね。
しかし、これらの西洋薬は「治す」というよりは「抑える」ことが目的とされていて、原因が解決していないと服用すれば治まるが、薬が切れると再発するということが繰り返されてしまいます。
「じんましん」の原因は腸にあった!
「じんましん」といえば皮膚科を受診するように皮膚の病気だと思いがちですが、実は腸から来ていることが多いんですよ!
特に腸に棲む「カビ」が悪さをしているかもしれません・・・
腸内細菌といえば、「善玉菌」や「悪玉菌」は聞いたことがあると思いますが、「日和見菌」というどっちつかずの菌が全体の7割ほど居ます。この中に「真菌(カビ)類」に属するものが含まれています。
この真菌類、普段はとても小さな集落で大人しく暮らしていますが抗生剤やホルモン剤、ストレスや糖質過多により増殖すると腸壁を荒らして(リーキガット症候群)アレルギー症状や自己免疫異常、慢性炎症症状や精神疾患を引き起こしてしまうんですよ! 怖いですね。でも誰でも腸にはいますので、悪さをしないようにする努力が大切です。
漢方薬には抗菌効果のある生薬があります
漢方薬ってすごいですね!腸内細菌やアレルギーの原因が解明されていないころから「じんましん」の漢方薬があります。
その「じんましん」に用いる漢方薬には腸内細菌の悪玉菌や真菌にだけ高い抗菌作用のある生薬がふんだんに組み込まれていることが分かったんです。
「じんましん」がなかなか治らない、何度も繰り返して辛いという方皮膚だけに捉われず「腸内環境」や「食生活」を見直して漢方薬で内面から健康にしていくことで「じんましん」とサヨナラできますよ!
すぐにピタッと止まるわけではありませんが、発症時間や発症回数は次第に減っていきますよ。
「じんましん」以外にもいろいろな疾患に対応できますのでお気軽にご相談くださいませ。
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