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伊藤宏樹

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伊藤宏樹(いとうひろき) / 薬剤師

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コラム

脳梗塞の後遺症(精神障害・情緒障害)は漢方薬がおススメ!

2014年7月1日 公開 / 2023年9月5日更新

テーマ:漢方相談

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 漢方薬 効果

いつもコラムをご覧下さりありがとうございます!

石川県白山市みずほの「漢方専門 福の樹薬局」 薬剤師の伊藤です。

先日お客様との会話の中で、親が脳梗塞後に「性格が変わった」「興奮しやすくなった」という内容のお話がありました。
内科で安定剤をもらうと、「落ち着くというよりも気力が低下し立ち上がるのもしんどい」とのこと・・・
そこで、「漢方薬で改善できますよ!」とお伝えしたところ「そうなんですか!?」と驚かれていました。

ということで、今回は「脳梗塞の後遺症による精神症状について」です。

脳梗塞の後遺症というと「半身マヒ」が代表的ですが実は
「性格の変化」
「感情の変化」
「気力の低下」
といった外見からは分からない、病気の時しか知らない医師では気づけない後遺症というのがあります。
そのような場合、サポートされる家族が気付いたりするのですが「機嫌が悪い」とか、「認知症が入ってきた」というような判断で終わってしまっていることがあります。(もちろん「脳血管性認知症」ということもありますので感情や気分の問題だけとは限りませんが・・・)

実はこれ、脳梗塞の後遺症かもしれません・・・・

脳梗塞後は死滅した脳神経が発病前と全く同じ状態に戻るわけではありません。
現存している脳神経でフォローしていくことになります。
リハビリというのはまさにそのための訓練ですよね。

しかし、自律神経や精神神経系までをリハビリすることはありませんよね。
脳神経科では、細胞組織は経過を見ますが、精神面や感情面までは細やかな診療はしていないと思います。

漢方薬は、再発予防にもなりますよ!


「感情の起伏が激しい」とか「怒りやすい」とか「夜中に起きて大声を出す」なんて症状を伝えたら西洋医学的には精神安定剤とか睡眠薬が処方されます。
ただ、これを出されると静かにはなりますが
「元気がなくなる」
「自発的に動こうとしなくなる」
「ふらついて転びやすい」
といった副作用でご家族を心配させてしまいます。

そこで漢方薬の出番です!!




漢方薬の場合、精神面や自律神経面だけでなく「脳の血流改善効果」や「再発予防効果」などが期待できるのでおススメです。
西洋薬服用中でも併用して服用できる漢方がありますので、お気軽にご相談ください。


「漢方専門 福の樹薬局」ではいろいろな病気や症状に対応した漢方薬をご用意することができます。
一つの病気ではなく複数の病気が重なっているときなどは特に「漢方薬での体質改善」が効果を発揮しますよ!
自分に合った漢方薬があったら・・・と思われた方「漢方専門 福の樹薬局」にお気軽にご相談ください。
(ご予約のご協力をお願いいたします)


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