自律神経失調症は漢方で治せます!
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石川県白山市の「漢方専門 福の樹薬局」 薬剤師の伊藤です。
お正月も終わり、日常生活が戻ってきましたがまだ朝起きづらくないですか・・・
こんなとき「低血圧」だから・・・なんて言われますが、これはただの言い訳です。
低血圧症とは・・・
低血圧症に現れやすい症状としては次のようなものがあります
- 頭痛、めまい、肩こり
- 疲れ易い、だるい
- 頭がボ~とする
- 手足が冷える
- 不安感、憂鬱感
といったことがあらわれます
低血圧の診断ですが・・・厳密な基準は定められておりません。
一般的には上(収縮期)の血圧が100㎜Hg未満の場合を低血圧と言っています。
実際には80㎜Hgを下回ると症状が強く現れるようですよ
低血圧症の主な原因
- 貧血
- 自律神経失調症
- 筋力の低下
- 神経伝達ホルモンの異常
などが考えられます。
日常生活でできる改善方法は?
日常生活で心がけるポイントをいくつかご紹介します
・下半身の筋力をつける(ウォーキング等)
・ミネラルやビタミンをバランスよく摂る(食事で補いきれないものはサプリメントでも可)
・体を冷やさないようにする(お風呂での温冷浴はおすすめですよ)
・甘いものを摂り過ぎない
といったことに注意しましょう。
漢方薬で低血圧は治せます!
漢方では低血圧症を「気虚」の状態と考えます。「気虚」とは本来人間が持っている元気が不足している状態を意味します。そこで、「気」を補う事で体の働きを高めていきます。
代表的な漢方を一つ紹介しますね!
疲れ易い、食欲不振、胃下垂、多汗症、貧血体質というかたには、補中益気湯 (ほちゅうえっきとう)という漢方をつかいます。この処方はアレルギー体質の方にもおすすめですので、低体温だけでなく花粉症や食物アレルギーがある方にも良いんですよ!
最後に・・・
低血圧症は命に関わる事はありませんが、不快な症状を伴う事が多いため辛い思いをされている方もみえると思います。日頃の生活から変えていくことも大切ですのでお忘れなく。
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