冬至といえばゆず湯
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石川県白山市の「漢方専門 福の樹薬局」 薬剤師の伊藤です。
北陸もようやく梅雨が明け、いよいよ本格的な夏が始まりますね!
日中は暑くても構わないので日が沈んだら涼しい風が流れてほしいなあと思っています。
さて、「タキサス」って聞いた事ありますか?
タキサスは学名で、紅豆杉(こうとうすぎ)とか白豆杉(はくとうすぎ)と呼ばれている一位(いちい)科の植物です。
白豆杉という名前は樹齢3000年という長寿に敬意を表し、人間の99歳の白寿にちなんで「白豆杉」という名が生まれたようです。果実が白いのも特徴です
なぜイチイの植物なのに「杉」という文字が使われるのかかというと、杉のようにまっすぐ伸び樹高は21メートルにもなるので杉という文字が付いたとか・・・
中国雲南省の標高4000メートルの高山地帯に群生しているそうですよ
なんと、身近に持てば厄除けになる、匂いを嗅げば長生きをする、と伝えられたタキサスは、かの聖徳太子が笏(シャク)に用いたという話もあるんですよ!
日本では七世紀初に隋の王室からの贈り物として日本の皇室に伝わったのが最初とされていますが、この樹木の歴史は地球最古に遡ります。
紅豆杉から抗がん剤成分が発見され販売中止に
現在抗がん剤で用いられるパクリタキセル(タキソール)はこの紅豆杉の成分より合成され作られた医薬品です
この成分が紅豆杉茶より発見され医薬品指定となり昨年販売が中止となりました
現在の白豆杉はタキサスのポリフェノール成分だけですので、医薬品成分を含みませんので安心して服用できますよ!
白豆杉のここがスゴイ
白豆杉は抗酸化力が強く体内のサビつきから守ってくれる効果が高いんですよ。
最近ではタキサスとしての研究も進んでいて、ガン・膠原病(リウマチ、エリテマトーデスなど)・肝炎・糖尿病・皮膚疾患の分野でもいろいろ良いことが解ってきているようです
医薬品ではないので明確な効能効果は書かれていませんが、さまざまな医薬分野で研究開発がされているということから、白豆杉の中にはまだまだ科学では解明されていない、でも実際に役立つ有効成分が含まれているのは間違いないようですよ
中国側もタキサスには輸出制限をしています。(自然保護のため)
ですので、広く認知されたい半面供給には限度があるんですよ!
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