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杉山裕子

看護師経験を生かす心理カウンセラー

杉山裕子(すぎやまゆうこ) / 心理カウンセラー

クラージュこころカウンセリングルーム

コラム

敏感すぎて生きづらさを感じる、HSPとは

2021年4月20日 公開 / 2021年4月28日更新

テーマ:精神的な症状や心の悩み

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

コラムキーワード: メンタルヘルス 対策

HSPとは

HSPはHighly Sensitive Person(ハイリー センシティブ パーソン)の略で、「敏感すぎる人」とか、「とても繊細な人」などと日本語で訳されます。
なお、子どもに対しては、PersonではなくChildに読み替えて、HSC(ハイリー センシティブ チャイルド)と言ったりします。

これは、先天的に(生まれ持って)さまざまな刺激に対して過剰に反応してしまう気質を持っている人のことで、それゆえに、人間関係で傷つきやすく、日常生活の中では気疲れしてしまい、生きづらさの悩みにつながってしまうというわけです。

この概念は、エレイン・N・アーロン博士というアメリカの心理学者が提唱したもので、あくまでも心理学上の話題として取り扱われる程度であって、精神医学の分野では、HSPなる病気診断、それに対する治療として扱われることはありません。
むしろ、医学的なエビデンスがない、あるいは発達障がいに含まれるのではと、その概念を懐疑的にみる方はいますし、スピリチュアル的で胡散臭いものと見る人さえいます。

ただ最近は、HSPについての書籍やネット記事などが多く出まわったおかげで、「自分のこのしんどさは、HSP特有の気質のせいだったのだ!」と納得でき、救われたという方もいらっしゃるのは間違いない事実でしょう。

HSPの特徴とは

HSPには、以下の①~④の特徴があると言われております。
その全てに当てはまればHSPに該当するとされ、どれか一つでもあてはまらない場合は、別な気質であったり、病気である可能性を疑うべきでしょう。

①情報処理の深さ

物事を始めるのに深く掘り下げて考えてしまうので、行動するまでに時間がかかります。
他者の発した言葉や態度をあれこれ考えて、その裏にある真意を読み解こうとしてしまいます。

②刺激を過剰に受けやすい

心のフィルター機能(不必要な情報を遮断したり、過度な情報を軽減する機能)が弱く、様々な刺激を真正面からもろに受け止めてしまいます。
他者の言動に振り回されやすく、相手の発した何気ない言葉が気になって、傷ついたりします。

③強い情緒的反応と高い共感性

大自然や音楽、芸術作品、様々なことに対して共鳴して深く感動したりします。
例えば、ドラマ映画の登場人物の心情に感情移入してしまうこともあります。
心の境界線が薄いので他者の気持ちを自分の気持ちのように感じてしまい、情緒的に揺さぶられやすく、他者のネガティブな感情を察すると、気分が落ち込んだりもします。

④ささいな刺激に対する感受性

五感のセンサーが鋭く、人や環境から発せられる微細な刺激が気になってしまいます。
ほんの少しの光や音の刺激でも苦手だったり、人の体や口の臭い、服の肌触り、会食時の隣の席の会話まで敏感にキャッチしてしまって、自分のするべきことに集中できなくなることもあります。

このようにHSPの人は、他者との関係や生活環境などから様々な刺激を過剰に受けてしまうので、脳は常にフル回転、自律神経は乱れがちで、精神的に疲弊しきって、生きづらさを感じてしまうことが多いようです。

HSPの人が生きやすくなっていくための方法

これまで述べてきたように、HSPの人は、様々な刺激からのダメージが生きづらさを感じる原因となっています。

では、どうしたらHSPの人が生きやすくなっていくのでしょうか。

生きやすくなっていくための方法として、書籍やブログ・動画などのネット上の情報でよく言われているのが、だいたい次のようなことだと思います。

・刺激はなるべく避ける。避けられない状況なら対処法を考える。
・疲れすぎないようにエネルギーを調整する。
・相手との境界線をつくる。
・安全・安心な場所を確保する。
・生きやすい考え方に変える。
・傷ついた心を癒す。
・自己肯定感を高める。

HSP特有の気質で悩みを抱えている人にとっては、このような情報はとても有難いですよね。
そこには、悩みを改善するレッスン方法を紹介していたり、幸せリストなるものを挙げていたりするので、その通りにやってみたら、生きづらさが少し軽減したという人もいることでしょう。

ただ、色々とやってみたけど、全然つらさが軽減されないとか、初めの頃は良かったけど最近は効果を感じない、長続きせずに飽きてしまったなどという人も結構いらっしゃると思います。

それは、もしかして、
ご自分に合ったものではないのかもしれません。
一人だけでやるにはつらい作業だったのかもしれません。

同じHSPというカテゴリーの悩みであっても、人それぞれ悩みの内容・質は全く違います。
人の悩みやその改善法というものは、書籍や記事などで一緒くたに語り尽くせるものではないと思っています。

したがって、当ルームのカウンセリングでは、クライアントのお話をよく伺った上で、クライアントの特性を生かした療法を使い、生きやすく変わっていくお手伝いを行っていきたいと思っています。

とても敏感な人・繊細さんのHSP

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杉山裕子
産業カウンセラー・認定心理士・メンタルヘルスマネジメントⅡ種 Ⅲ種
  
倉持良信
公認心理師・行政書士 

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