ケアレスミスをしたときの気持ちの切り替え方 話し方＆マナー講師永田之子
【教室に寄せ寄せられた悩み相談】
相談内容：「社会に出るまでに取得したほうがいいスキルは何ですか」 大学1年生からの相談
無事に希望大学に入学したA様。引き続きレッスンに通ってくださることになりました。
新たなご相談です。「大学時代をどう過ごしたらいいのか」とのこと。本人は将来の仕事も決まっていないので”アルバイトでもしようかな”と言う心境のようです。
同じ大学時代を過ごすのであれば将来に役に立つスキルを意識して行動することが大事ですね。何をしても無駄なことはないとは思いますが、将来を見据えたバイトであればそれが結果就職を有利にすることがあります。
以前テレビ朝日でお天気お姉さんをしていたことがあります。その時にアシスタントディレクターをしていた大学生のKさんはその後テレビ朝日に入社したと聞きました。
アルバイトをすることでその会社の社風や内情に触れておくことは就職の準備としてとても重要なことです。Kさんも最初からテレビ局を就職先に考えていなかったかもしれませんが結果入社しています。
就職先の内部を知っておくことはとても有利です。Kさんは有能であったと思いますが社風に触れて「どんな努力をすればいいのか」がわかっていたという可能性もあります。
レッスンにお越しの大学生には大学に入ったならば就職先が決まっていなくても、将来は”どちらの方向に自分が進みたいのか”というだいたいの見通しを立てておくといいと伝えています。就職先の内情を知る方法はバイトだけではありません。進路決定に役立つインターシップに出ることも希望職種や業界をはっきり決めるときの要素になります。
今現在就職先が決まっていなくても大学生の間に学んでおいた方がいい、いくつかの課題があります。いざ就活となったときにあわてずに済みます。取捨選択しましょう。
・語学
・簿記
・プログラミング
・経済新聞を読む
・「社会人基礎力」を付ける
語学や簿記など資格取得ができるものはしておきましょう。この中で私が特にお勧めなのが「社会人基礎力」のマスターです。経済産業省から2018年に新たな3つの視点が加えられた社会人としての基礎力がまとめられています。
その内容は「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つから構成されていてそれを強化するための12個の能力要素が紹介されています。
ビジネスパーソンにとって必要な能力が養われますので是非早めにマスターするようにしましょう。詳細は専門書に詳しく書かれているので興味のある方は調べてみましょう。
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■永田之子 （YUKIKO NAGATA）
元アナウンサー
話し方＆コミュニケーション教室TALKNAVI代表
話し方講師
マナープロトコール講師
婚活アドバイザー （ツヴァイ講師歴10年）
コミュニケーションカウンセラー
全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングを20年間で10,000人に提供。「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーション向上に貢献。東京と西宮を拠点に個人向けパーソナルレッスン教室を運営。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。
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