兵庫・神戸・西宮の話し方教室 個人レッスン元アナウンサー永田之子
「会話を続けるにはどうしたらいいですか?」という質問をたびたび受けます。同じ時間を同じ人たちと一定の時間過ごすのであれば、より有意義な時間を過ごしたいと思うのは当然のことですよね。
「会話が続かないから人と付き合うのを諦めた」という方もいます。何とか脱出法を見つけなければなりませんね
そこで今回はアナウンサー時代に先輩から聞いて効果があった方法をご紹介します。
1.聞き役になると続く
あなたが「知らない話題だと入っていけない」という人であれば特にこの方法は有効です。知らないからこそ「聞き役」になって話を進めることができます。あなたが「知らないこと」「知りたいこと」を質問するという形で進めていきましょう。
ポイント
・相手に興味を持つ
・相手を主人公にする
・共感する
・否定しない
・反応しながら聞く
・相手が話したいことを聞く
・相手が情報を沢山持っていることを聞く(趣味や特技など)
・「質問のルール」※を使う
※【質問のルール】
主に質問するときには5W1Hを使います。
いつ
どこで
誰が
何を
どうして
どのように
この中でも「どうして」よりも「どのようにして」と質問すると相手は「やり方や方法」などを話すことになるので必然的に話は長くなり会話は続きます。
例「どうして釣りがお好きなのですか?」
→「どのようにすれば魚がたくさん釣れますか?」
2.同じテーマで話すと続く
ネタを次々に変えればネタが尽きたときに話は終わります。同じテーマで話せば関連性のある話題を次々と投げかけられるので話は続きます。
×「釣りがお好きなのですね。」→「ところで好きな食べ物は何ですか?」
〇「釣りがお好きなのですね」→「最近どこで釣りましたか?」「釣った魚は何ですか?」→続く
3.自分の気持ちが言えるようになると続く
自己開示は勇気のいるものです。しかし自分のことを何も話さなければ話は続きません。なぜならば会話は事柄と心を組み合わせて語られるものだからです。
心が触れると人はもっと「この人と話したい」と思うようになります。事柄だけの会話は無味乾燥としています。そこに心が入り出すとしみじみと心を交わしながら話は続いていきす。
×先輩「素敵なブラウスね」
あなた「ありがとうございます」
〇先輩「素敵なブラウスね」
あなた「ありがとうございます。このブラウス好きなんです!」
会話の中に「嬉しい」「驚いた」「感動した」などというあなたの気持ちを少しづつ表現していきましょう。相手との心の距離が少しづつ縮まります。
4.みんなが知っている話題を選ぶと続く
共通の話題で話は盛り上がります。グループで話すときなどではみんなに情報があるので話は途切れません。
5・実況中継をすると続く
どうしても話が途切れがちなときには、目に入ったものを言葉にするといいでしょう。
「あっコーヒーが来た」
「雨が降ってきましたね」
「素敵なお店ですね」
話のきっかけがつかめます。
6.あなたが黙れば続く
あなたが会話が途切れるのが怖くてしゃべり続けるために相手が話に入れないということはありませんか。あなたが黙ればその隙間から相手は話に入ることができます。勇気を持ってしばらく黙る習慣を付けましょう。
このように会話を続けるにはいくつかのルールがあります。会話が続かないと悩む方の参考になると嬉しいです。
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■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方&マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方&マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。
■ホームページ→http://talknavi.jp