どちらでもいいなら即断即決する　話し方・マナー講師永田之子

2022年10月20日公開 / 2023年2月8日更新

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：言葉遣い　マナー、会話術、対人関係療法

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「どちらにしようかな？」と決断に迷うようなことがあります。ただ驚くことに結果は迷っても迷わなくても「ほとんど変わらない」などという研究結果があります。

結果が同じなら早く決めたほうが時間の節約になります。同じに与えられた時間の中で、どれくらいの結果を出していくのか？「時間を決めて悩む」のと「時間の許す限り悩む」のとでは天と地ほどの差があります。

結果が出ない人は「どうでもいいことに時間をかけている」と言います。

仕事のできる人は「即断即決のプロ」と言われます。重大な案件に関しては慎重に時間をかけますが「どちらでもいいこと」を決めるのに時間はかけません。

私たちに与えられた時間は1日24時間。平等に与えられています。選択の速さが「時間の余裕」をつくります。早くに前の案件が終わればすぐに次の案件に取り掛かれます。

Q.即断力をつけるには何をしたらいいのでしょうか。

「即断する癖をつける」ことです。日常で小さな即断をたくさんする。カレーかハンバーグどちらを食べるかと悩んだら「直感」で食べたい方を決める。コーヒーか紅茶で悩んだら少しでも振り子が動いた方に決める。

もうひとつ大事なことがあります。それは「選んだら振り返らない」ということです。「決断し直す癖」をやめましょう。

「決めたら忘れて次に行く！」。いつの間にか自分の直感を信じることができるようになり、即断即決することが怖くなくなります。

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■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方＆マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方＆マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。

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