道を聞くときのマナー　話し方＆マナー講師永田之子

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こんにちは。永田之子です。

Q.皆さまは人に道順を聞くときに、どのような聞き方をしていますか。

■「すみません。神戸に行きたいのですが、道順を教えてください」・・・。

多くの方がこのような聞き方をなさっているのではないでしょうか。ただこの聞き方には少し問題があります。その問題とは・・・？

A。相手に答えてもらえるかどうかの許可を得ていない

相手は答えたくないかもしれません。また急いでいるかもしれません。突然はじまる先ほどの聞き方だと何も準備ができていない相手に「強制的」に答えさせる態度をとることになります。

見知らぬ人に何かを聞く＝お願いをするときには「許可を得る」必要があります。



■「恐れ入ります。道順をお聞きしてもよろしいでしょうか？」

道順を聞く前に「答えてもらえるかどうかの許可を得る」。この聞き方が正解です。そして「はい」と言われたならば道順を聞きましょう。

もうひとつの注意点です。

■「恐れ入ります。道順をお聞きしてもよろしいでしょうか？」

尋ねたのに、相手はあなたを無視しました。「なぜでしょう？」よくよく見てみるとイヤホンで何かを聞いている様子！

最近ではこのようにイヤホンや携帯で自分の時間を楽しんでいる方が多くいます。

邪魔にならないように人に何かを聞くときには、十分に相手の状況を把握してから聞くようにしましょう。

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千葉県警察本部　警察官への講話　2018年　2019年
千葉県公立学校教頭会　教頭先生への講話　 2022年

演題例　『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』

■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表　コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。

■ホームページ→http://talknavi.jp