人前が苦手な子供　親の声がけ　話し方・マナー講師永田之子

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こんにちは。永田之子です。

挨拶。挨拶は誰のためにするのでしょう？自分のためにします。挨拶すると気持ちが良い一日が過ごせますから・・・。

「挨拶できない」
「もじもじする」

人前が苦手なお子様には挨拶の意味を教えるといいでしょう。

挨拶は
「人と気持ちよく生活していくためにするもの」
「信用できる人だということを伝えるもの」

また同時に「挨拶されなかった人たちはどんな気持ちになるのか」を想像させることも大事です。

人前が苦手な子供への声がけの注意です。「挨拶ができてえらいね」と言う言葉。これは意外にも逆効果な言葉です。

子どもが「挨拶できない人はダメな人なんだ」と思ってしまうからです。「できない」という行為が人格まで否定してしまいます。

できないことは悪いことではありません。できないことはできる可能性を秘めています。できない人もできる人も同じように尊重されるべきです。「えらい」「えらくない」という言い方はふさわしくありません。

「挨拶すると気持ちがいいね！」などと言い換えましょう。人前が苦手な子供には次のような言葉がけを多くします。

「挨拶したね。どんな気持ち？」
「皆の前で発表できたね。嬉しいね」
「勇気を出すって大切なことだね」

人前が苦手な子どもには人の心を読む力と、結果に至るプロセスが大事であることを伝えていくようにしましょう。

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■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表　コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。

■ホームページ→http://talknavi.jp