「〇〇すべき」「〇〇するべき」を多用しない　話し方レッスン教室「TALKNAVI］

2020年6月23日公開 / 2022年12月26日更新

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：言葉遣い　マナー、会話術、対人関係療法

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こんにちは。話し方＆マナー講師の永田之子です。

言葉の選び方はとても難しいですね。選び方ひとつで相手の人生を変えてしまうことがあります。

慎重に使ったほうがいい言葉は数々あります。

特に
「〇〇すべき」
「〇〇するべき」と言う言葉は多用されています。しかしこの言葉はできる限り使わないほうがいい言葉です。

とても強い言葉なので、あたかも「正しい」ことを言っているような印象を人に与えます。しかしそこには「言っている人の主観」が入っている場合が多いのです。

価値観はそれぞれ人によって違いますから、果たしてそのように言い切れるのかどうか疑問です。この言葉は本人が特に断言したい事柄を強調するときに使われます。

言う人も聞く人も具体的な数字や根拠が薄い事柄に関しては、この「べき」という言葉に注意を払わなければなりません。

「べき」と言う言葉はかなりインパクトのある言葉として伝わってきますから、人によっては「決して使ってはいけない言葉なんだ」と認識するかもしれません。

■「誰が言ったか覚えていないが確かなことだ・・・」

あなたの使った「べき」が、いつしかどこかの誰かの「確かな答え」にならないように注意しましょう。
結果として相手に「選択肢を残す言葉選び」ができるといいですね。

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■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方＆マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方＆マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。

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