「あげる」「やる」の使い方の違い 話し方&マナー教室「TALKNAVI」西宮

永田之子

永田之子

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こんにちは。話し方&マナー講師の永田之子です。

皆様はペットを飼っていますか?

私は「コザクラインコ」を飼っています。

ペットを飼っていると毎日のお世話には思わぬ手間と時間がかかります。





今日はそんなペットに関わる「言葉遣いの間違い」を見ていきましょう。

「鳥に餌をあげる」「犬にご飯をあげる」・・・。という「あげる」の使い方です。これは間違った使い方です。

「あげる」という言葉は「やる」「与える」という言葉の謙譲語です。ですから「鳥に餌をあげる」…と言えば「自分は鳥より目下の者です」という意思表示になります。

正しい言い方は「鳥にえさをやる」です。「餌(えさ)やり」という言葉があります。この使い方が正しいのですね。

「やる」という言葉は、私たちが生活をするときによく使いがちですが「やる」の意味を辞書で引くと、あまりいい印象がない言葉です。

ですから「やる」を使いたくない場合には「鳥に餌を与える」または「鳥に餌やりをする」と言い換えればいいでしょう。

同じことが植物への「水やり」でも言えます。「花に水をあげる」と言うと使い方が違います。「花に水を与える」「花の水やりをする」と言います。

私のコザクラインコちゃんは可愛いペットちゃんなので「ご飯をあげるからね・・・♪」とつい言いたくなります。ペットはよく「誰々よりも立場が上、下」などがわかっていると言います。

きっとご主人たちは「それでもいい」と承知の上で「餌をあげる」と言っているのかもしれません。多分私自身も・・・。

■体験レッスン
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千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話  2022年

演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』

■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方&マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方&マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。

■ホームページ→http://talknavi.jp

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永田之子
専門家

永田之子(会話&コミュニケーションマイスター)

TALK NAVI

アナウンサーとしての経験と国際儀礼資格によるマナー知識を活かし問題を解決。クライアントに寄り添う丁寧な個人指導に定評がある。セミナー・研修・講演会活動のほか本の監修も行っている。

永田之子プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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