正しい腹式呼吸法　話し方＆マナー教室「TALKNAVI」西宮

2015年8月17日公開 / 2022年10月11日更新

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：トレーニング方法、ボイストレーニング、会話術

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こんにちは。永田之子です。

教室のボイストレーニングではアナウンサー時代に得たレッスン方法を取り入れています。そのスタートが

■正しい呼吸法を覚える

通常の呼吸では　ほとんどの人が「胸式呼吸」「肩式呼吸」といって胸に軽く入れた空気を調節して出し入れしています。浅い呼吸です。

しかし人前で話したり、朗読やナレーションの場合の呼吸法はたっぷり吸った空気を一気にはき出したり、とめたり、少しづつ出したりと、呼吸をコントロールしながら自在に操る腹式呼吸を使います。

腹式呼吸は鼻から一気に肺に空気を入れます。「もう入らない」という限界まで入れます。するとおへその上が大きく膨らみます。横隔膜が下がるのでこのようになります。

司会、朗読やナレーションなどではさまざまな話し方が求められます。声の高低、大きさ、響きなどは呼吸法によって調整されるものなので腹式呼吸をマスターすると声と声量が全く変わります。

トレーニング方法は　次の順番で行います。
1．姿勢を正す
2．肩の力を抜きリラックス
3．足の裏は「つちふまず」が地面に引っ張られているイメージで立つ

4．口から体中の空気を外に出す
5．鼻から一気に空気を入れる
6．口から「スー」と言いながら空気を少しづつ出す
7．全ての空気を搾り出す

深呼吸と似た呼吸法です。毎朝、窓を開けて新鮮な空気を取り入れながら練習できるといいですね。

腹式呼吸が上手にできるようになったならば次はそこに声を入れていきましょう。お腹から出る声。人を納得させる深い声です。

トレーニング次第で声は必ず変わります。毎日練習を欠かさないことが大事です。

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■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方＆マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方＆マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。

■ホームページ→http://talknavi.jp