椅子に座ったときの手の位置 話し方・マナー講師永田之子
こんにちは。。永田之子(ゆきこ)です。
爽やかに朝の挨拶を交わすと一日中気分がいいものです。そんな挨拶の効果。最大限に発揮するためには言葉と動作を分けるといいでしょう。
「おはようございます」などと声をかけてからお辞儀をします。
相手の目を見て「おはようございます」と言ってから頭を下げます。そしてお辞儀をします。顔を上げたなら再び相手の目を見ます。
言葉とお辞儀を分けるだけで途端に心のこもった丁寧な挨拶になります。
例えば会社の廊下で上司とすれ違うときです。上司を確認したならばまず笑顔を作ります。そして相手に体を向けて立ち止まり挨拶をしてからお辞儀をします。
朝であれば「おはようございます」と声をかけ約45度の角度で頭を下げます。歩きながらの挨拶はおざなりな印象になります。
ただ忙しい職場ではできないときもあります。職場ではスピード感が大事。ときとして職場ではマナーは省略される傾向にありますが”正しいマナー”を知っていれば多忙なときであってもそれなりの丁度良い挨拶とお辞儀ができるものです。
お辞儀の角度です。マナー資格などを取る場合には正確な角度は重要なので覚えたほうがよいのですが、日常生活ではそれほど神経質にならなくてもいいでしょう。まずは次の4つの角度を覚えておきましょう。
1.会釈 15度
道や廊下などで人とすれ違うとき
2.普通のお辞儀 30度
出勤、退社時 お客様への挨拶などビジネスシーンで多く使われるお辞儀
3.深いお辞儀 45度~75度
感謝 お願い お詫び 地位の高い人へのお辞儀
4. 神仏へのお辞儀 90度
これが一般的な角度です。お辞儀の深さが大事なのは相手に対して急所である頭をどれだけ相手に差し出すことができるかという日本の歴史的な背景が影響しています。
相手に「敵意の無い心」をどこまで表すことができるのかということが大事です。頭を下げる角度が深ければ深いほど相手に対する敵意がないことを表すことができます。
またお辞儀は「腰を折る」と言われていて腰から頭までを一直線にまっすぐに折ります。当教室ではこの正しい姿勢をつくるために背中に1メートルものさしを当てて矯正しています。物差しから頭が離れない感覚をつかむと短時間で美しいお辞儀ができるようになります。
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実績
千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話 2022年
演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
■永田之子 YUKIKO NAGATA
「TALKNAVI」代表
元アナウンサー
話し方・マナー講師 マナープロトコール資格
全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。
■ホームページ→http://talknavi.jp