靴箱の靴の入れ方　話し方・マナー講師永田之子

2018年3月2日公開 / 2024年1月26日更新

テーマ：マナー

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：言葉遣い　マナー、対人関係療法、会話術

元アナウンサーの話し方＆コミュニケーション教室「TALKNAVI」西宮

靴箱の靴の入れ方のマナーでは「つま先を前にして入れる」というのが一般的に知られています。

これは日本の履物の歴史からきたもので「鼻緒を持つと出しやすい」ことからこのようになっています。

ただ「現代の靴」の出しやすさから考えると断然かかとを前にしたほうが「出しやすい」です。「危険回避」を考えても、かかとが前であれば緊急のときに靴をすぐに出すことができます。

デザインが素敵な靴の「見た目の良さ」を考えると「つま先が前」。出しにくいけれど見た目がきれい（笑）

ブランドの靴のコレクションをしている方の多くがこの並べ方です。

靴によって入れ方を変えてみてはいかがでしょうか？常識にとらわれない自分なりの「丁度よいマナー」を考えてみましょう。

「ハイヒールやおしゃれな靴はつま先が前。スニーカーはかかとが前・・・。」

知識があるからこそできる技です。

時代によって服装や履物も変わってきました。時代が変われば「更新したマナー」が必要です。古くて道理にかなっていないマナーはクリエイティブな考え方で更新させていくことが望ましいと私は考えています。

そういえば老舗の店舗で現在も生き残っている店舗の共通点は既知8、未知2の割合で新しいことに挑戦していると聞いたことがあります。

従来のマナーの全てを否定するのではなく、いいところは残し時代に合った「丁度良いマナー」に更新していくことが大事です。

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■永田之子（YUKIKO　NAGATA）
話し方＆コミュニケーション教室TALKNAVI代表　
元アナウンサー
話し方講師
マナープロトコール講師
コミュニケーションカウンセラー
婚活アドバイザー（ツヴァイ講師歴10年）

全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングを20年間で10,000人に提供。「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーション向上に貢献。東京と西宮を拠点に個人向けパーソナルレッスン教室を運営。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。

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