退職金と貯蓄の運用プランを考えてほしい
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの今村浩二です。
ファイナンシャルプランナーって最近聞くようになったけど、
どんな人が相談してるの?
どんなことが相談できるの?
ってよくわからない方も多いと思います。
このコラム『今日のコンサルティング』では、
私が代表を務めるFPオフィス・ユニバーサル財務総研のお客様を毎回お一人ピックアップして、
どんな方がどんなお悩みを相談されたのか、紹介しています。
「私の悩みもファイナンシャルプランナーに相談したらいいんだ!」と気づいていただくきっかけになれば幸いです。
今日お話するお客様は、52歳の既婚女性です。
積立NISAのことなど投資についての話題を見聞きすることが増えたことをきっかけに、
「何かしなければ」と考えていたというT様。
そして、貯蓄の次のステップに進んでいくには勉強が必要と思っていたところに、
弊社のマネーセミナーの開催を知って、ご参加くださいました。
「投機・投資・資産運用を分けて考えるということ。
年金を受け取るまでの残り時間、さらにそれ以降も「お金をはたらかせる」
という感覚を知ることができた」と、
セミナーに参加したことでマネープランの必要性をより強く感じられたそう。
個別相談では、具体的に今感じられているお金の不安や悩み事を聞かせていただき、
10年前に購入された住宅のローン返済が65歳まであること、
その間もお子様が通われている私学の教育費負担で資金がほとんど流出してしまうこと、
やっと貯蓄できるようになった頃にご主人様が役職定年を迎えられ年収が減少したこと、
などのご事情から、思うように貯蓄ができなくなったことに不安を感じられていることが分かりました。
将来に不安を感じながら住宅ローンを抱えている方は、
早めに繰上げ返済をしたいと考える傾向にあるためお尋ねしたところ、
同じように考えられていたので、
低金利の時に得るもの(低金利でローンが借りられる)、
失うもの(金利が低いので資産増加の機会)について触れた上で、
これから大きなお金を作る機会が少なくなること、
できるだけ安全志向で資産運用を行う際には、
時間という資産を意識して早めにじっくり時取り組むことが肝心であると話をさせていただきました。
コラム『今日のコンサルティング』は、毎日更新を目標に投稿しているため、内容は短めです。
より詳細な内容を知りたい方は、コラム『FP相談事例』も是非ご覧ください。
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