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★修繕積立金がかすめ取られると何が起きるか

宇野俊明

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テーマ:管理委託


ここで一度、管理組合の立場で考えてみてください。必要な工事に必要なお金を支出することに、異を唱える方はまずいないはずです。ところが、そのお金の一部がリベートとして抜き取られているとなったら、話は変わってきますよね。

私は以前から「工事を管理会社任せにするのは、自分の家の家計簿を他人任せにしているようなもの」とお伝えしてきましたが、今回の報道は、その危うさが表に出てきたものだと感じています。

修繕積立金は、住人の皆さんが毎月コツコツ積み立てた大切なお金です。それがリベートに使われている、しかも受け取っているのが管理を任せている管理会社だとなれば、金額の問題にとどまらず、倫理上の問題も出てくるのではないでしょうか。

ただでさえ、最近は材料費や人件費の上昇、職人さんの人手不足で、工事費は上がり続けています。そこにリベートまでかすめ取られると、マンションの維持そのものが難しくなってしまいます。

私は、修繕積立金の増額に耐えられないマンションが、今後かなりの確率で出てくると予想しています。そうなる前に手を打てるかどうかが、マンションの寿命を左右すると言っても言い過ぎではありません。

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宇野俊明(マンション管理士)

宇野俊明マンション管理士事務所

なにがええか言うたらな、「この先、お金足りるんか?」が一発で分かるとこです。今の金額でいけるんか途中で値上げ必要ちゃうか大規模修繕のとき、赤字ならへんかこれ、全部 見えてきます。

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