2020年が終わる
年々暑さが堪える。
歳をとるからか、気温自体が上がっているのか・・・
訪問先の高齢者宅で、気になるのはこの暑さ対策。
高齢になるとあまり暑さを感じない・・・というのはやはり本当のようで、
入ったとたんに汗が噴き出るような、扇風機がかすかに回るだけの部屋で、
何事も無いように過ごしてはるAさんは多い。(レースのカーテン越しの西日が熱い!!)
暑いとは感じていないので、クーラーは付けず、積極的に水分を摂ることもしないのだ。
いくら周りが暑いからと言っても、なかなかご本人が納得することはない。
体感温度は主観なので、熱中症対策としては客観的な指標として「温度・湿度計」が必要。
それも、壁の高いところに掛けるのではなく、いつもいる場所の近くに置く。
暑いとは感じなくても、見て28度以上になっていたら、部屋の温度を下げると取り決めできるので。
快適な湿度は50~60%とあるが、この時期、なかなかそんな湿度は確保できないので、
湿度が高い時は、室温をもう少し下げるようにする。
具体的には、
・陽射しを遮る
・風通しを良くする
手っ取り早いのは、やはり冷房を使うこと。
部屋の間取り、就寝場所やいつも居る位置、クーラーの設置場所も重要。
しかし、
節電意識だけでなく、クーラーが使いこなせないから使わないという声も多い。
設定温度、風向、風量などなど、機種、製造年代によってメニューも様々。
どうしたらいつも居る場所の「温度・湿度計」が快適な値を表示するようになるかを、
一緒にその部屋で過ごして、探し出すコトが重要。
「クーラーをつけて!」と言うだけでなく。
(設定が「28度 暖房」になっているお家も毎年たくさんあるのです)
(水分補給は、温度に関わらず、強制的にでも一定量を飲んでもらうように決めるのがいいようです ←「減ってへんかったら怒られる」・・・と飲んでいる人多いデス)
お盆の帰省などの際には、ぜひぜひ注意してみてください。
ともべぇも、8月11日~15日までお盆休みとさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
暑さ厳しい折、どうぞくれぐれも、ご自愛くださいませ。