一、十、百、千、万

少し前の新聞記事で見つけた。
確かコラムで、「長寿の秘訣」として紹介されていたような・・・

情報をキャッチする感度が鈍くなっている・・・と前に書いたけど、
つかんだ情報を記憶する力と、受け取ったコトを発進する瞬発力も弱っているので
グズグズな話ですみませんが・・・
確か、
一、毎日一回の便通
十、毎日10人と会って話す
百、毎日百字文字を書く
千、毎日千字本を読む
↑ことを実践して、健康で長寿な方がおられるとか。
これに、コラムの著者が、
万、毎日一万歩歩く
というのを付け足して、毎日取り組むぞ～というような話だった（はず）。

さっそく、やってみようと思った。
体調悪いのがずっと続いているので、これも打開策として。

「一」は、かなり困難。
十以下は、けっこうできている気はするが、無意識だったので、
これからは、意識してやろう。

「十、毎日10人と会って話す」
知らない人と狭い道をゆずったり譲られたりの挨拶や、
川の上からぼ～っと魚を見ていたら、通りすがりの人が何人も立ち止まって、何がおるん？と声かけてもらったり。
もちろん、仕事や事務所で会う人も合わせると、まず10人は超える。
メールや電話ではなく、知らない相手でも、顔を合わせて話したらカウント。

「百、毎日百字文字を書く」
百文字はかなり少ない。
ノートのメモ、家計簿なんかだけでもクリア。
しかしまぁ、単語や数字よりは、メールであっても、
想いが文字になるほうがおそらく目的には合うような。
誰かに、何かを伝える文字を百文字としよう。
（コラムをちゃんと書けば、よゆうで４００字越えやけど・・・）

「千、毎日千字本を読む」
ここは、本、新聞、雑誌でもいいから紙の上の文字としよう。
あえてメールやネットははずす。
まぶしくちらちらする画面上の文字ではなくて。
数えてみたら、新聞小説一日分でほぼ千字だった。

「万、毎日一万歩歩く」
あちこち動き回る日もあれば閉じこもる日もあるので、これはまあ、一週間で７万歩けばヨシとしよう。

と、自分なりのルールが決まった。
「一」から「万」がきちんと達成できたら、本当に健康なんだろうな。
いや、健康でないと達成できないか・・・
そう思ったら、なかなか難しいチャレンジだ。

でも、いくつになっても、自分なりのルールが、多少変わることはあっても、
日々の生活の中で、意識していこうと思う。
食事をきちんと摂り、もちろん水分、そして睡眠、休養も。
外に出ようという気の張りプラス、身だしなみにも気を配らねば。
字を書いたり読んだりするためには、老眼に負けず、
さらには落ち着いて取り組める心のゆとり、スペースの確保、環境を整える必要がある。
これら地道な積み重ねで、しっかり歩けるカラダにする。
これだけやったとしても、
いつ何がおこるかわからない・・・という覚悟もまた必要だし。

なんだか、「健康」に目を向けるほどに、
「死」とその間に、おそらくある「介護される時間」を
意識するように、なる・・・