2020年が終わる
あんまり、無事にでもないけど、まあとりあえずという感じで父は退院してきました。
夏の入院の時とは違って、今回は車までも、車いすに乗って。
駐車場で、杖を頼りによろよろと立ち上がり、車の座席に座って、手で足を引っ張り上げてなんとかこうにか乗り込む。
しかし、そんな状態であっても、運転は「するっ!」という。
「させてっ!」とまで言われたら、仕方ない…
私よりも⁇さらにゆっくりそろそろペースで帰ってきました。
車から降りるのにも一苦労。
さらに、玄関階段は、後ろからお尻を押した。
そして、居間に入るなり、母のベッドに倒れ込んだのでした。
「当分は、下で寝る」と言う。
もちろん、入院中の足腰の弱り具合からすると、しごくまっとうな見解ですが、父ならば、意地でも夜は2階の自分の部屋に上がるんじゃないかな…と、ちょっと思ってた。
布団全部干して、シーツも何もかもこざっぱりとして、主を待ちわびていたのだけれど。
3往復で下まで運び、当分父が過ごせるように、あれこれ整える。
明日からは、私も仕事に行かないとあかんし、ここまで動けない…となると、さらなる工夫やら用具やらが必要。
まず、「しびん」がいる。
身の回りのモノを置くワゴンもいるなあ。いちいち取ってはあげられないので。(今日は母のキャスター付きの椅子を使っている)
それに、母のベッドを占領されているので、介護保険認定の申請はするけれど、当分は母を連れて帰れない…
父の認定がおりて、介護ベッドが2台になって…という状況も、なかなかなモンやし…
でもね、先のことは、今考えてもしょうがない。
そう思う。
思おうとしてる。
ほんのちょこっとのごはんを、うれしそうに食べて、やっぱり家が落ち着く〜と言う父。
今はもう、イビキをゴウゴウかいて、熟睡中。
よかったね。
おやすみ。