2020年が終わる
スマートフォンからのコラム更新が
やっとできるようになって(私がデス)
こんな時間に書いてます。
ただいま、お風呂あがり。
まるで桃源郷の夢から覚めたとこ…というような気分。
というのは、桃の香のボディソープをもらったので。
いつもは、牛乳石鹸をタオルにつけてガシガシ洗っている。
万が一ボディソープに手を出したとしても、自分で買うなら、まず柑橘系だったろうな…
しかし、この甘ったるい桃の香りが、意外なほど心地良く、ささやかながらリフレッシュ効果絶大。
香りの効用を改めて実感した。
香りほど直接的に記憶と結びつくものもない。
郷愁を誘う香り
料理の匂い
長い入院生活から家に帰った時、なんて家の中にはたくさんの匂いがあるのだろうと思った。
出来上がる過程からの匂いを嗅ぐことが、こんなにも空腹を誘うのだと知った。
病院で、冷めて運ばれてくる食事には、もう匂いはなかったから。
父が料理する横で流れてくる匂いに母は、「ごはん、ごはん~」とうれしそうに言う。
コーヒーの香り、果物を剥く香り…
食べものばっかり…かな
この桃の香り、母も喜ぶだろうな。
もう家ではお風呂に入れないから、
せめて手を洗うのや足浴の時に使って、一緒に桃源郷に行ってみよう。