映画 「ペコロスの 母に会いに行く」
日曜日に、強行日帰り出張で行ってきた「オヤノコトエキスポ2011」。
報告を・・・というところだけれど、感想になりそうです。あしからず。
思ったより、人が少なかった。
思ったより、来場者に親子連れ(高齢の親とその子世代という取り合わせ)が少なかった。
思ったより、全体の印象が、若かかった(華やいでいた)・・・
というような、とても主観的な見たまんまの感想がまず最初にあります。
見慣れた、介護用品、福祉用具・・・といった展示会の印象とは全く違って、
伝え方が難しいけれど、なんというか・・・そう“ブュッフェ”な感じ。
「生」→「死」の過程の選択のいろいろが、
“ブュッフェ”形式に、きれいに魅力的に並んでいると感じた。
さすが(?)、後援が経済産業省。
そして、その、「生」→「死」の過程の中には、
必ずしも「介護」があるわけではなく、
かといって、ないわけでもなく・・・という位置に「介護」があった。
(伝わっているデショウカ・・・)
私が一番興味がひかれたのは、「エンディングのゾーン」というところ。
ここには、「お葬式」、「遺品整理」、「お墓」といった、「死」に際しては
避けられないことが、明るくふんわりと(←主観)とりあげられていた。
松竹梅のランクから、具体的な金額まで きっちりと。
見慣れた「介護」メインの会場では、けっして取り上げられない項目で
まだ、元気な(生きている)うちには、なぜが考えたり口にすることが
憚れるようで、でも、本当は誰もが絶対に避けられない「死」に際しては、
何より必要なことが、
「どうぞ~こちらですよ~」と気安く声をかけられて、
「はいはい~」と、のぞきに行ける。
勝手な解釈ですが、このエキスポの意義(←主観)にここで脱帽した。
「生」→「死」の過程において、
今は、個人の“選択”という権利?責任?がますます強くなっているとも感じた。
お金を出せばいくらでも選択の幅は広がる。
出せば、それが本当にいい選択なのか、そこは別問題。
情報が増えて、選択の幅が広がって・・・
結局大切なのは、「何が本当に必要なのか」を見極めること。
そう、「コンサルタント」が必要だと感じた。
(話がいきなりぶっとんでますが、私の頭の中で、いろんなピースがカチッとはまってきた)
「生」→「死」
一足飛びには 行けない。
(事故、自殺、不慮の災害、ほんとのポックリはのぞいて)
どんな順番で、どんな経緯で進んで行くかわからないことに
「生」の側にいる者が、ふと立ち止まってみること、向き合うこと。
その意味を考える機会として、
とてもいい体験になりました。
(う~ん、もっと言いたいことがあるのだけれど・・・出てこない・・・)
(おいおい、ハマったピースの話として、以後続く・・・)