苦しみとともに
事務所の隣に小さい映画館がある。
「劇場版 その街のこども」を一人でみてきた。
去年の1月17日の晩にNHKでやってたドラマ。
気になりながらも見逃して、映画になったのを知ってからも
積極的にいつどこでやるとか調べることをせず、
隣にある“神戸映画資料館”のポスターで見つけて、
さらに期間延長なってようやくみれた。
映画の画面をみていた というより、主人公の二人と一緒に
ずっと夜の街を歩いた という感覚。
歩きながら、二人の会話を聞きながら、
浮かんだいろんな感情、想いを
ここに 引っぱり出してくることは なんかもうできない。
同時進行から離れた瞬間に、もうただの言葉、文字になってしまう・・・
みてよかったと思った。
小さな暗い空間で
一人で行ってきて
よかった。