苦しみとともに
介助が必要な高齢者の旅を支援するNPO法人「しゃらく」さんの、
「2年間の活動記録をまとめた冊子を無料配布」という記事を新聞で見つけて
すぐ電話をかけたら 早速に送って下さった。
3月にNHKで放映された番組のDVDもいただき、ゆっくり見た。
旅は「最高のリハビリ」であり、「さいごの願い」の実現だった。
歩いて階段を上がり降りして、電車に乗って・・・ということが
当り前だった時には 全く気にならなったことが、
大きなバリアとなる。
家から出る、旅に出ること自体が 無理だと決めつける
それが一番大きな 心のバリア 社会のバリア だという。
「旅には感動がある。」「見えない力がある。」
「誰もが旅行にいけるわけじゃない。そんな社会に気づいた。」
「多くの人に この喜びを伝えたい。」
「しゃらく」が出来る旅のサポートは 一年間では180人が限度。
誰もが旅に行ける社会になるように、この活動を広げていく。
一人の一歩が、社会を変える力になる・・・
「旅は最高のリハビリ」
そう、まわりのたくさんの人に支えられて
入院中、何度も私は 小さな旅を実現させてもらった。
その後状態が悪くなることもあったけれど、
「絶対元気になる」「なれる」という根拠のない自信、決意の源になった。
その時は無意識だったかもしれないけれど・・・
久しぶりに思い出したので(なんて不遜な・・・・ごめんなさい)
その 私の宝物のちいさな旅の話を おいおい書いていきます。
続きで・・・