ふりかえって その2
いきなり『大』核心な話です。
「ともべぇ」は、店舗を持たずに 宅配専門店にすると、
トップページにもある いろんな想いから 決めてスタートした。
実際は、「宅配」が一番の『売り』にはなっていない。
必要とされているなあ と感じるのは、「家に行く」ということ。
行って、会って、聞いて訊いて聴いて、見て、
必要な商品や 改修に辿りつくまでの過程は、
やっぱり本当に とてもとても大事にしてよかったと いつも思います。
ですが、商品を宅配することが 一番のニーズ ではない。
やっぱり値段には 負けます。
大手量販店さんの価格は、私の介護用品卸ルートの仕入価格より安いこともあります。
そして、梱包単位なら 宅配してくれる。
「そらバラして届けてくれたら 助かるけどなあ・・・・」
とはおっしゃっていただくけれど 消耗品の価格というのは やはり大きい。
「まあ 積んどったら そないに変わらんし・・・」とも・・・。
大手との価格勝負はしない。できない。
その中で どうやって「宅配ショップ」を活かすか。
先日片づけた 新聞切り抜き、「シニア向けビジネス」の中には
「宅配」と名の付くビジネスに関する記事がいろいろ入っている。
・ワタミタクショクさんのお弁当宅配事業
関西進出。明石から大阪にかけて営業所を16か所に拡大・・・
夕食用→一食500円前後・・
・コープこうべさん 個配事業を強化
ネット通販を利用する30~40歳代の
次世代組合員を確保する狙いもある・・・と。
・フジタデンキさんの 御用聞き
高齢化時代に対応、先取りで、店の半径数キロ内で
顧客が800件を超える・・・
・Aコープ佐賀さんの 冷凍冷蔵設備を備えた移動スーパー車
近隣のスーパーがあいついで閉鎖し、買物に行けないという要望があっての対応とのこと
・尼崎の 食料品の移動販売店さん 震災後の区画整理で食料品を扱う店が激減。
バスもなくなり、買物に行くには 国道を超えないと行けない地区・・・
なるほど・・・・
ヒントはあるなあ~~
以降 続きで。